山休の山記録

冬山を楽しむ
金糞峠〜堂満岳
教訓3点

2014年2月22日(日) 天候:曇時々小雨



< メンバー >
サンキュウー 他山友会13名

< コースタイム >
イン谷口8:45 − 9:13大山口 − 10:00青ガレ − 10:47金糞峠 − 11:55堂満岳 − 
12:35下山コース上(昼食地点)12:55 − 13:35引き返し地点 − 14:47堂満岳 − 
15:25金糞峠 − 15:58青ガレ − 16:50イン谷口


奈良山友会 山行の記録へのリンク


2-3日前の天気予報では、気温も高く雨の予報。
中止の心つもりをしていたが、前日の予報では、15時まで曇りの予報に好転。
決行するとの連絡が入り、急遽準備をする。

高の原7:15に集合して、マイクロバスで出発。
途中交通渋滞もなく、順調にイン谷口に到着。
準備を整えて出発。



大山口で衣服調整をして、少し進んだ所でアイゼンを装着する。



今回は新調のアイゼンである。
長年使用してきたアイゼンは爪の先が丸くなってきたので、グランダーで研いで予備として保管してある。

 

青ガレを通過して、金糞峠に向かう。

  

ここまでは順調に登ってきているので、予定どおり堂満岳に向う。
途中、少し小雨があった。

堂満岳の頂上で単独行のテン泊青年と会う。
全員で集合写真を撮ってもらう。



この後からが問題!
小さなコース案内板があった方向にトラロープを踏み越えて進むも、シャクナゲのヤブコギになって引き返す。

今回のリーダーが下見をしたときに下ったと言っているコースに入る。
最初から激下りとなっているが、トレースが付いているとの事で、そのトレースを追う。



頂上は風があり昼食をとれなかったので、途中で昼食とする。

 

昼食後更に下っていく。
先頭はトレースを辿っているので、躊躇なく進んでいく。
途中で、2名のテン泊の青年と出会う。
地形図を確認していた。

激下りを降下していったが、トレースがある事と尾根のルートを辿っていたので安心していた。
しかし、さすがに心配になってきて、GPS持参のメンバーとコースを確認して引き返す事となった。

頂上に向かって左側に振れば夏道に行けそうだと分かったが、トレースもなく、
失敗する事が出来ないので、安全をとって来たルートを引き返すことにした。

激登りをこなし、堂満岳の頂上に再び立つ。



途中であった単独行および二人連れの青年達も同じ決定をして、後から追いかけてきた。

天気予報とおり、15:00過ぎから再び小雨が降ってきたが、長くは続かなかった。

来たルートとは逆に、金糞峠、青ガレを通過して、予定より少し遅くなったが、16:50イン谷口に帰着。

 



日帰り湯ひらとぴあで入浴後、バスにて帰路についた。
言うまでもなく、帰りのバス内では今日の失敗についての反省会となった。

今回は冬山でトレースをうかうかと信用してはいけないこと。
ルートに不安を感じた場合には必ず来たルートを引き返すこと。
ルートは決してリーダーだけに任せるのではなく自分でも確認すること。
以上の3点を良い教訓とした。


以上






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