山休の山記録
九州最深部
国見岳
2015年5月21日(木) 天候:快晴
< メンバー >
L.サンキュー、SL.ウオンテッド、リギ、yokko、buhiko、Teo
< コース・コースタイム >
五勇谷橋ゲート10:00 − 10:15新登山口(第二登山口) − 10:56尾根出合(三差路) ー
12:08
国見岳(昼食)12:38 − 13:26尾根出合(三差路) − 13:48新登山口 − 14:00五勇谷橋ゲート
登山口までの五勇林道は途中から舗装が途切れて、所々に細かい落石が転がっていた。
渓谷の最も奥深い中に登山口がある。
林道終点のゲート前に駐車して入山する。
車が一台駐車していたが、林業作業者の車か?
登山中には誰とも会わなかったが、下山中に単独行の男性と一回だけ会った。
林道を暫く行くと第一登山口があったが、危険のため新登山口(第二登山口)を利用するようにと指示が書いてある。
林道をのんびり歩いているとチェーンソーの音が上から聞こえてきて、何か落下してきて驚く。 急いで通過する。
新登山口に到着。
急登が目の前に迫っている。
杉の植林帯の急登が延々と続く。
道標および登山道は良く整備されている。
迷いやすい部分には、明確な進入禁止のマークがされている。
ようやく、第三登山口との三差路に着き、呼吸を整える。
ここからは少し傾斜が緩み、暫く行くとブナの尾根道に出て行く。
所々にヒメシャラも混じっていて快適な山道となる。
山頂に近づくにつれてブナの大木となって行く。
頂上の下はバイケソウの群生とシャクナゲの林となっているが、花の時期は既に終わっている。
新しい祠がある頂上に到着。
360度の展望が素晴らしい。 快晴で真っ青な空が眩しいくらいである。
一等三角点が鎮座している。
山頂は我々だけの貸し切り状態であったため、思い切り大声で叫ぶメンバーもいた。
鬱憤を相当ため込んでいるのかも?
時間の余裕がないため、急いで昼食をとり、集合写真を撮って下山にかかる。
トップは急速度で下山していく。
心地良い尾根道で本当はゆっくりと楽しみたいところではあるが、帰りのフェリーの乗船時間があるので、残念ながら仕方がない。
新登山口では、数名の林業作業員の方々がチェインソーのヤスリ掛けをしておられた。
ここから再び林道をゲートまで下って行く。
宮崎港までは約3時間要するので、ギリギリである。
尾根道はブナの自然林でのんびりしたいところではあったが、急げ急げの山行となってしまった。
それでも、九州最深部の山頂に立てて満足であった。
以上