山休の山記録
奈良百遊山
冷水山
果無山脈最高峰
2015年5月26日(火) 天候:晴
< メンバー >
L.サンキュー、SL.ウオンテッド、リギ、buhiko、miichan、キレイ (6名)
< コース・コースタイム >
丹生ヤマセミの郷(前夜泊)5:20 − 果無越登山口5:34 − 6:45和田の森 − 7:50安堵山 −
8:40黒尾山 ー 9:05
冷水山(昼食)9:52 − 12:20果無越登山口
奈良百遊山最後の山にチャレンジする。
龍神本宮林道を利用できれば、山頂直下まで車で入れるので、簡単に制覇は可能である。
しかし、事前の確認では、龍神本宮林道は龍神側、本宮側ともに崩落のため通行止めとなっている。
中辺路町福定から、林道で入った情報があるとの事であったが、確実を期するため丹生ヤマセミの郷に前泊して、
果無登山口から入山することにした。
丹生ヤマセミの郷コテージ4:00起床、5:20出発で小森集落はずれにある果無越登山口に向う。
登山口は前日に確認しておいた。
準備を整え5:34に、いよいよ果無越登山口より登山を開始。
暫く階段が続くが、直ぐに植林帯の急登を九十九折れに登って行く。
約1時間の急登が続き、1049mの和田の森に到着。
ここから1261mの冷水山までアップダウンを繰り返して行くことになる。
自然林の中の登山道が新緑に覆われて清々しい。
縦走路の楽しみである。
時々苔むした車の轍のほとんどない林道と出合う。
樹間より雲海のある大塔方面の山々が見渡せる。
7:50安堵山に到着。
ここで全行程の半分強来たことになる。
ようやく先が見ててきて、頂上まで行きつける安心感が出てきた。
舗装のしっかりされた龍神本宮林道と出合って、すぐにまた登山道に入る地点に来た。
ここから黒尾山への林道登山口ある。
龍神本宮林道を使えれば、頂上真下の登山道か、ここから簡単に入山出来る。
途中「猿の腰掛」をいっぱい寄生させたブナを見て、黒尾山に到着。
ゴールは近い!
黒尾山からは、一度大きく下って鞍部に至り、再度登り切れば冷水山となる。
目の前に頂上が見えている。
登山道右側から林道に大きく崩壊した場所を通過する。
このような部分を見ると、この林道の維持管理の大変さがうかがえる。
<下の方に舗装された林道が見える>
9:05冷水山に到着。
大きく展望が開け、和歌山県側、奈良県側の重畳たる山並みを望むことが事ができる。
この展望は、ここまで来た素晴らしいご褒美である。
朝が早かったので、眼前の展望を楽しみながら昼食とする。
美味しさもひとしおである。
頂上の花の時期は終わったようで、なごりの花(サラサドウダン、ヤマツツジ、シロヤシオ)が少し残っていた。
いつもに比べてゆったりと頂上滞在時間を過ごして、名残惜しいが下山にかかる。
帰りは、途中登山道に沿っていた林道を活用するが、単調になり過ぎるので登山道に戻った。
最後の植林帯の下りをこなし、12:20果無越登山口に戻った。
前夜泊した丹生ヤマセミの郷の管理人さんは、
「皆さん朝早く出て行って、夕方4時か、5時くらいに戻ってこられますよ」との事であったが、
我パーティーはトップの引っ張りのお陰で余裕で帰って来た。
龍神温泉元湯で入浴し、さっぱりとして帰途についた。
皆さまお疲れさまでした。
以上
<GPS Logは、登り始めと終わりに樹林帯通過時の特性誤差が大きく出ているので要注意>