山休の山記録

道南の山旅 3峰
大千軒岳・(渡島)駒ヶ岳・狩場山

2015年6月29日(月)〜7月2日(木)



< メンバー >
L.サンキュー、SL.ウオンテッド、リギ、yokko、キレイ、miichan

< コース・コースタイム >
6/29(月)  関西空港8:30 〜〜 <ピーチ> 〜〜 
10:25新千歳空港(昼食)11:40 − 17:30民宿よこはま荘(泊)

6/30(火)  民宿よこはま荘7:15 − 8:45大千軒岳駐車場8:55 − 10:16大千軒岳10:23 − 
11:14大千軒岳駐車場11:20 − 15:30大沼公園YH(泊)

7/1(水)  大沼公園YH 8:10 − 8:50駒ヶ岳6合目駐車場 − 9:45(渡島)駒ヶ岳 −
10:30駒ヶ岳6合目駐車場 − 11:30大沼公園(昼食)12:15 − 15:15島牧YH(泊)

7/2(木)  島牧YH  5:30 − 6:15狩場山新道登山口 − 9:15狩場山7-8合目付近(撤退) −
10:50新道登山口 − 11:45島牧YH(昼食)12:00 − 
16:30新千歳空港18:45(出発遅れ) 〜〜 <ピーチ> 〜〜 21:00関西空港22:10


この記録は全体の行程を残すためのものである。
個々の山行記録は別途記す。


ー 6/29(月) 移動日 −
LCC ピーチを利用しての北海道 道南地方3峰の山旅である。

関空から新千歳空港に飛び、レンタカーを借りて4日間移動の足とする。
初日は移動日となる。
新千歳空港からは、函館近くまで道央自動車を利用できる。
その後は、海岸沿いの一般道で松前まで移動する。

宿泊は『民宿よこはま荘』。
夕食は、ウニ、アワビ、マグロのカマ焼き等々海の幸満載である。
参加者全員、大満足!!
いつもの如くビールが進む。 生ビールが美味しい!!



 


ー 6/30(火) 大千軒岳 −
朝4時に起床し、松前城公園を散策する。

 

朝食は30分早めて貰って6:30からとる。
7:15出発で『松前町上川ルート』を通り新道コース登山口に向う。

5月末までの情報では、通行不可となっていたが、6月11日付けで、迂回路を利用して入れるようになっていた。
入れないときは、反対側からの登山口である奥二股から入山する予定であった(ピストンで約7時間)。

道道607号、迂回路、林道を経由して約1時間30分かけて登山口に着く。
迂回路の林道も、舗装部分と未舗装部分の繰り返しとなるが、割合に状況も良かった。
林道には熊の糞が認められた。



小雨が降る中、2時間20分で大千軒岳ピークをピストンしてきた。
この天候で奥二股からのロング コースを入る事になっていれば、辛い山行となったことであろう。

下山後は、同じ道を引き返し海岸沿いの国道228号線に戻り、大沼公園に向う。
山行中は雨で昼食を取る事が出来なかったので、途中海岸沿いの白神岬の休憩所で昼食とする。

 

道南の海岸線を移動すると、このように良く整備された休憩所が時々出てくる。

大沼公園YHには早く到着できたので、十分濡れた装備の整理をする時間がとれた。


ー 7/1(水) (渡島)駒ヶ岳 −
7:30からの朝食だったので、ゆっくり準備して本日の駒ヶ岳6合目駐車場に向う。

残念ながら本日も曇天である。
山頂にはガスがかかっている。

駐車場で準備を整え、約1時間半で馬の背までピストンして帰って来た。

今日は行程に余裕があるので、大沼公園の観光をする。
天気が良ければ大沼に写る駒ヶ岳を見る事ができたのに、ガスが掛っていて全く見えない。

駒ヶ岳全貌は、6月29日松前に向う高速道路から見る事ができた。
尖った剣ヶ峰からなだらかに続く馬の背、優美な山容である。
その反対側は、火山の荒々しい地肌が遠目でも見る事ができ、急角度で落ち込んでいる。

大沼公園内で洒落たレストラン『ターブル・ドゥ・リバージュ』を見つけた。
食事に満足して、近くを散策する。

 

 WESLW3

島牧YHに到着して、明日の山行の情報を教えて貰う。
到着後1時間くらいで、今日狩場山に向ったご夫妻が帰ってこられたので、この方たちからも情報を教えて貰う。
雪渓に阻まれて、引き返してきたとの事であった。

島牧YHの食事も最高!!
ワインを追加で注文して、今日も美味しく夕食を頂いた。


ー 7/2(木) 狩場山 −
4時起床で、前日に準備して頂いたオニギリを朝食にして、5:30に出発する。
千走新道登山口までは、良く整備された林道を登って行く。
新道登山口の標識を見落として、ダートな林道を暫く進んで引き返してきた。

駐車場で準備をしている時に、大粒の雨が降ってきて心配したが、出発する時点では小雨となっていて助かった。

 

登山中は小雨が降り続いていた。
登山道は雪で押し倒された木々が覆い被さっていたり、木の根が露出していたりして歩きにくかった。

6合目を過ぎて7〜8合目に至るところで、雪渓に阻まれ、撤退することになってしまった。
地元の観光案内では、このコースは初心者向きで、上り2時間30分、下り1時間40分となっているが、天候と雪渓の具合による。

再度、島牧YHに戻り、庭のテーブルを借りて昼食をとる。
この付近では、晴天であったそうで、山の天候との違いを実感する。



途中、苫小牧温泉『ほのか』で入浴して、新千歳空港に向う。

出発便は機材の到着遅れで出発遅れが発生しており、関空到着後も第二ターミナルが工事中で、駐機場からのバス移動。
乗り継ぎの列車もダイヤ乱れが発生しており、途中の天王寺駅では列車が緊急停車で更に遅れ、最後の最寄駅にはギリギリで帰着した。

今回の山旅では、すべての宿の食事に大満足であった!!
食事、温泉、観光、展望すべてが山旅の楽しみである。

狩場山は途中撤退となってしまったので、再度チャレンジする。
その時も間違いなく島牧YHを利用させて頂くであろう。

以上


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