山休の山記録

道南の最高峰
狩場山
<撤退>

7月2日(木) 天候:雨



< メンバー >
L.サンキュー、SL.ウオンテッド、リギ、yokko

< コース・コースタイム >
島牧YH  5:30 − 6:15狩場山新道登山口 − 9:15狩場山7〜8合目付近(撤退) −
10:50新道登山口 − 11:45島牧YH(昼食)12:00 


今回の山旅最終日となる。
地元の観光ガイド、各種情報によると、ルートは初心者コースであり、上り2時間30分、下り1時間40分となっている。
しかし、島牧YHで会ったご夫妻の情報では、雪渓でコース不明になり撤退してきたとの事であった。

昨日同様、山頂方向はガスがかかって頂上は見えない。
登山道に向う林道は舗装もされており、しっかり整備されている。

しかし、我々は千走新道登山口の標識を見落として、地道の林道を進んでしまって引き返してきた。

登山口手前には、広い駐車場がある。
ここで登山準備をしている時に、大粒の雨が降り出して来て先行を心配したが、登山口に向った時には、小雨となった。

 

登山道は雪で押し倒された木々が覆い被さっていたり、木の根が露出していたりして歩きにくかった。
一合目ごとに標識があり、行程の目安となる。

 

登山道では、シラネアオイと、雨で花弁が透けているサンカヨウが見られた。

 

6合目の標識を通過して、最初の雪渓が出てくる。
ここでアイゼンを装着する。
一つ目と二つ目の雪渓は大きな問題もなく通過できた。



 

無事通過できたので一安心したが、次に大きな雪渓に遭遇する。
踏み跡が明確でないので、進む方向をナビで確かめるが、どうしても微かに残っている踏み跡を辿ってしまう。
GPSログを後から確かめると、左に降り過ぎていた。

 

アイゼンの装着と、どうしても雪渓を慎重に歩くので、時間を浪費してしまった。
今日は最終日で、飛行機の予約時間もあるため、ここで撤退を決意する。

小雨も降っており、日も射さないので雪渓は緩まない。
軽アイゼンでは歯も立たないので、しかたなかったかと思う。
位置的には6合目を過ぎているので、7〜8合目付近での撤退かと思う。
雪渓の上の方はガスで見えなかった。
前方が確認できなかったのも不安を煽った一因でもある。

下りは同じ登山道を下る。

 

山行中は常に小雨が降っていたので、下山後できるだけ早く入浴したかったが、残念ながら千走川温泉は準備中であった。

島牧YHまで戻り、庭のテーブルで昼食を取らせて頂いた。
この付近では、午前中晴天であったそうで、山の天候との違いを実感する。



以上



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