山休の山記録

鈴鹿山系
カクレグラ・タイジョウ
前夜テント泊

2015年11月21日(土)〜11月22日(日)

 

< メンバー >
L.なべちゃん、虎鉄、ウオンテッド、シリウス、buhiko、miichan、リギ、どろんこ、サンキュー 9名

< コース・コースタイム >
甲津畑・永源寺グリーンランド上の林道(駐車場所)7:04 − 8:15鉄塔160 − 8:27鉄塔161 − 9:33カクレグラ ー
10:14 P962(向平西) − 11:18(途中で昼食)11:48 − 12:10タイジョウ − 13:18佐目峠・杉峠分岐 −
13:35杉峠 − 15:40岩谷林道登山口(駐車場所)

奈良山友会HPへのリンク(同一レポーターのため文章は同じ、写真は参加メンバーのものを取り入れています)


ー 記 ー

久し振りの前夜テント泊山行である。
鈴鹿山系深部ののカタカナ山名のコース「カクレグラ・タイショウ」に挑む。

18:00にまずは7名の参加メンバーが近鉄郡山駅で集合して、天理IC近くのコンビニで追加1名をピックアップして出発。
今晩の目的地は明確になっているので、車2台でそれぞれ途中スーパー、コンビニで買出しをして目的地に向う。
虎鉄さんは本日霊仙山に登っているので、現地で集合するとのこと。

宿泊場所で2張りのテントを設営して、まずは前夜祭となる。
前夜泊山行の大いなる楽しみである。
途中買い出し および 各自から持ち込みのビール・日本酒・ワインと飲み物は豊富にあった。
あまりにも楽しく盛り上がり過ぎたので、翌日二日酔いのメンバーもいたとか・・・・

翌日(11/22)は5:00起床、各自で朝食を済ませ、約30分で登山口近くの駐車場所に到着。
出発準備を整えて、永源寺グリーンランドの岩魚釣り場を通過していく。

 

まず徒渉があり、簡単に通過できるルートがないので、通過できるポイントを捜す。
残念ながら1名が、足を滑らせてドボン! 靴の中まで濡らせてしまった。
幸いなことに替えの靴下持参であったので、その後の山行への影響はなかったようだ。

 

登山口に取り付く。

 

踏み跡の少ない登山道ではあるが、鉄塔巡視路の標識沿いに登って行けば、鉄塔160、鉄塔161を通過する。



 

急登を過ぎると、雨上がりで入山者が少ない山域のため、登山道には自生のなめこがビッシリ・・・
大騒ぎである。

 

約2時間30分でカクレグラ山頂に到着。
登山コースから少し奥まったところにあるため、ピークを踏んで再び戻ることになる。



既に稜線に出ているが、次から次へとピークが出てくるのでアップ・ダウンが続く。
P962(向平西の標識)に到着して、ようやく杉峠までの約半分の行程をこなしたことになる。

 

稜線通過中は、登山道の東側に大きな崩落個所が何ヵ所もあった。

 

一名足の調子が悪いメンバーが出たので、コースの途中で昼食として、調子を整えていくことになる。
朝が早かったので、昼食の時間としても丁度良い。



タイジョウが近づくと200m単位の標識が出てくる。

 

頂上直下は、苔むした大きな岩が折り重なって風情がある場所となっている。

 

稜線上の急登を登り切ると、タイジョウである。



ここからは杉峠までは下りですよ〜との声が掛ったが、何の何のまだまだ途中はピークを越える急登が続く。
標識は杉峠までの表示に変わる。

 

またまた、大きな崩落個所が出てくる。

 

P1084を過ぎると、ようやくなだらかなコースとなり、佐目峠と杉峠の分岐に出る。
佐目峠に向うと、2012年4月12日に登ったイブネ・クラシ(これもカタカタ山名)に向い、その先には未登の銚子ヶ口に至る。
いつかは行ってみたいとは思うが、奥深く厳しいピークである。

 

目の前に雨乞岳が大きな姿が表し、杉峠はその下にある。
2名の登山者がのんびり休憩しており、我々が出発する時にもまだ談笑しておられた。





ここからは古道の千種街道を下る。
暫く下ったところにある「禿の水」の湧水で水を補給して、避難小屋を通過する。

 

沢に沿った街道は、度々沢に架かった橋を通過することになる。

 

旧街道だけに、蓮如上人旧跡、古屋敷跡、善住坊かくれ岩等の旧跡が次々と出てくる。

 

ようやく舗装された林道に出るが、まだまだ延々と帰り道は続く。

 

杉峠から途中休憩もなく、ようやく車の駐車場所に戻った。



長い、長〜い一日であったが、鈴鹿を楽しめる素晴らしいコースであった。
特に、カクレグラに登ってしまって、杉峠までの稜線歩きはアップ・ダウンが続くが楽しめる。
しかし、杉峠からの千種街道の戻りは長かった〜。

このコースを事前下見までして貰ったリーダーには大感謝です。
お世話になりました。

以上











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