山休の山記録

日本三百名山
金北山
花々と展望の山

2016年5月14日(土) 天候:快晴



< メンバー >
L.サンキュー、ウオンテッド、yokko、どろんこ、てくてく

< コース・コースタイム >
アオネバ登山口09:00 − 10:07アオネバ十字路 − 10:46マトネ − 11:46真砂の峰(昼食)12:06 − 
13:12役の行者 − 13:28あやめ池 − 13:50金北山 − 15:03白雲台


ー 記 ー
アオネバ登山口から入山して白雲台まで縦走する。
少し距離は長いがたくさんの花々で縦走路は楽しめるはずである。



アオネバ登山口からのコースは、アオネバ十字路まで沢沿いに何回も渡渉しながら高度を上げていく。

 

登り始めてすぐに、シラネアオイを含めて色んな花が出てくる。
最初のシラネアオイは高度が低いので少し時期が過ぎている。
写真も撮らずに通過するが、すぐ次の花が出てきた。

 

アオネバ ユブの標識を過ぎると、花の房がたくさん付いたオオイワカガミが群生している。



アオネバ十字路に着くまでに、すでにたくさんの花々と出会う。

 

アオネバ十字路でドンデン山荘からのコースと出会い、縦走路に入る。
先は長いので、小休憩をとるだけで、先へと進む。



すがすがしい新緑の中の登山道を抜けていくとカタクリの群生が出てきた。

 

マトネで登山道は直角に折れる。
休憩しながら、遠くに金北山の頂上を望む。
まだまだ遥かかなたではあるが、頂上には小屋が見えている。

 

ここから登山道は、金北山の頂上に向かってアップダウンを繰り返しながら、尾根筋をほぼ真っすぐに進んでいく。
暫く進むと、左側に両津港と日本海が展望できるようになる。

 

カタクリの群生地がいたる処にある。

 

真砂の峠三角点で、両津港方面の展望を見ながら、昼食休憩をとる。





タムシバの白が真っ青な青空に映え、山桜が可憐な色合いを残している。

 

役の行者のポイントを過ぎると、登山道に残雪が現れた。
出発前に少し雪渓が残っているかと心配したが、雪が残っていたのはこの辺だけであった。

残雪期のルートと、夏道が所々で分かれていたが、すべて夏道を通過した。



鏡池、あやめ池を通過して、頂上下の急登まで来た。
頂上まではあと少しである。

 

頂上の建物が見えてきた。
帰りのタクシー運転手さんの話によると、これらの建物は自衛隊の旧レーダー サイトを撤去するときに、
神社への風雪被害を抑えるために土台だけ残したそうである。



金北山頂上の金北山神社で集合写真を撮る。



頂上では、両津港から真野湾に抜ける国仲平野が眼下に見え、佐渡島のくびれ部が実感できる。
更に、ゴールの白雲台の緑色の建物も見えている。

頂上から、予約したタクシー会社に金北山到着を連絡して、白雲台への迎えを依頼する。



少し下ると防衛省管理道路となり、単調な道路を通過して行く。
事前に通過申請を提出してある。

 

最後に白雲台手前でゲートを通過して、白雲台駐車場に到着する。

 

歩行時間は約6時間と非常に早いペースで歩いたが、充分展望も楽しめたし、多くの花々を満喫できた。
天候に恵まれ、時期もピッタリで、噂通りの花の登山道を堪能することが出来た。


以上





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