山休の山記録

十勝岳連峰北端
オプタテシケ山
鋭い岩稜の山頂

2016年7月20日(水) 天候:小雨時々晴



< メンバー >
L.サンキュー、ウオンテッド、リギ、yokko、buhiko、Teo

< コース・コースタイム >
美瑛富士登山口5:00 - 6:25天然庭園 - 8:10美瑛富士避難小屋8:20 - 
9:22ベベツ山 - 10:50オプタテシケ山11:00 - 12:00ベベツ山 -
12:54美瑛富士避難小屋13:10 -  16:00登山口


ー 記 -
今日は途中から天候が回復する事に期待した。
残念ながらスタート時点では小雨が降り続いており、雨具を装着して駐車場を出発した。

駐車場から少し戻った所が、美瑛富士登山道入口となっている。



緩やかではあるが着実に高度を上げていく樹林帯を抜けていく。
登山道は雨水でえぐられて、ぬかるみになっており歩きにくい。


 

両側に生えている笹が途切れると、岩稜帯が現れる。
美瑛富士の裾野をトラバースする登山道で、天然庭園と看板が出ている。

 

天候が回復してきて、美瑛富士が見えてきた。
少し進むと反対側にはハイマツ帯から樹林帯を超えて遠くに丘陵地も見えている。

 

美瑛富士山頂がどんどん近付いてくる。
美瑛富士小屋まで0.5Kmの看板を過ぎたところで、雪渓を横切る。



 

ようやく美瑛富士避難小屋に到着。
美瑛富士を背にして綺麗に整備された避難小屋である。
登山口からここまでで約3時間要しており、オプタテシケ山頂から戻って来るのに約5時間かかった。

 

ここからは大きなピークを二つ乗り越えて行く。
まずは目の前にある石垣山を巻いて進む。
石垣山はその名の通り、大きな岩を敷き詰めたようになっている。

 

巻道の斜面は広大なお花畑となっている。
少しガスってきたのが残念である。
晴れた時には、遠く大雪山系の展望を背景にして、このお花畑の展望は素晴らしいであろうと想像する。




広いお花畑とハイマツ帯を通過した後、広いコルを経てベベツ岳に登り返す。
石垣山からベベツ岳に向かっては、緩やかな下りから登りとなっている。



ベベツ岳山頂には山名板が見当たらなかったので、分かりづらかった。
(帰りに美瑛富士避難小屋で会ったツアーのガイドさんに聞くと、昨年はあったとの事である。)

ここから大きく下って、急な登り返しとなる。
下り切る手前に大きなケルンがある。

 



急な斜面を登り切った処を山頂ではないかと、山名板を探して見たが見当たらず先に進んだ。
先が少し下りになっているので、すでに山頂に到着しているはずだと思ってしまった。
(後から確認すると、ここは西峰であった。)

更に厳しい岩稜帯を通過して行って山頂に到着した。
山頂は狭く、ここから先にもトムラウシシ山への縦走路が伸びていた。

山頂からの展望を見てみたかった。



山頂での記念撮影後、簡単に行動食を摂って早々に引き返す。

山頂直下の下りは岩稜帯を通過するので、すべらないように注意を要する。



美瑛富士避難小屋に到着すると、今晩避難小屋泊をする2組がおられて、
1組は個人ガイトが率いるツアー登山で人数が多かった。



更に下山の途中で、これから避難小屋泊をする1組のグループと2名の単独行の人とすれ違ったので、
今晩は小屋は混雑するであろう。

下りも美瑛富士裾野の天然庭園付近まで来ると、天候は回復して樹林帯の向こうに丘陵地が見えた。



ここからの下り道も、登り同様ぬかるみとなっており、泥だらけになって登山口に戻ってきた。

 

下の方は天気も回復していたので、登山道のぬかるみさえなければ、もっと楽しめたものと思う。

往復11時間のロング コースではあったが、
足並みが揃っていたので予定どおり順調に山行を終える事ができた。


以上






inserted by FC2 system