山休の山記録

夕張山地南端
夕張岳
冷水コース

2016年7月18日(月) 天候:小雨



< メンバー >
L.サンキュー、ウオンテッド、リギ、yokko、buhiko、Teo

< コース・コースタイム >
7:00鹿島林道ゲート登山口7:20 - 8:47冷水・馬の背コース分岐点 - 10:03前岳湿原入口 - 
10:20ガマ岩 - 11:30夕張岳(昼食)12:08 - 14:00冷水・馬の背コース分岐点 -15:05登山口


ー 記 -
林道終点のゲート前から登山を開始する。
小雨が降り続いているので、雨具を装着してのスタートとなる。
仮駐車場前はロープで閉鎖されており、仮設トイレが設けられていた。



5分ほど歩くと本来のゲートがあったが、工事中で荒れていた。

 

暫く広い道を歩いて行くと、馬の背コースと冷水コースの分岐点となり、右側の冷水コースに入って行く。
左側を行くと、夕張岳ヒュッテを経て馬の背コースとなる。



長い樹林帯を登っていくと、まず冷水の沢があり、さらに13分歩くと前岳の沢となった。
冷水の沢で親子二人連れの登山者を抜いたが、復路で合わなかったので、途中で引き返されたようである。

その他には頂上近くで二人連れ一組と、単独行の方二人とすれ違っただけである。
祝日にもかかわらず天候が悪いため登山者が少ないようである。



 

比較的緩やかな登山道がやがて馬の背コースと合流する。

 

分岐点からは急登となり、石原平のシラネアオイの群生地に至るが、花の時期はすでに終わっていた。
ここから50分登った地点で、一株だけシラネアオイを見た。

 

前岳中腹のトラバースコースを進んで行くと望岳台に着いたが、残念ながら展望は全くない。



小さな沢を何回か渡って進んで行く。 
大きな岩を乗り越えるところもある。



雨の中ではあるが、登山道横の花が目を楽しませてくれる。

 

 

目の前に男岩が現れて前岳湿原の入口となる。

 

湿原には木道が設置されて湿原と植生の保護がなされており、両側にはお花畑が見られる。



ひょうたん池とガマ岩の間を抜けていくと湿地帯が終わり、登山道の雰囲気が大きく変わる。
蛇紋岩の露出地となる。

 

木道脇にはアサツキが群生しており、ネギ科の強烈な匂いが漂っている。



前方に頂上らしきピークが見えてきたが、夕張岳のピークは更に奥にある。



金山コースとの合流点となる。
ここから頂上までは近い。

 

ハイマツ帯の少し急なジグザグ道を登り切ると、少し下った窪地に夕張岳山頂神社の鳥居と祠がある。
目の前が夕張岳の山頂である。



最後の斜面を登って、一等三角点のある夕張岳山頂に到着。

 

昼食は少し下って、広々とした夕張岳山頂神社前の広場で摂った。
雨は少しの間止んでいたので助かった。



さぁー、下山である。
条件が悪かったため、思っていた以上の時間がかかっている。

 

復路も同じ冷水コースを下った。



途中少し雨は止んだが、最後まで小雨模様で雨具を外せる事はなかった。
しかし、途中には湿地帯、お花畑があり充分楽しむ事が出来た。

機会があれば、天気が良く展望の良い時に、
再度「天空の花園」と呼ばれる夕張岳を実体験してみたいものである。


以上





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