山休の山記録

赤石山脈南端
池口岳
南アルプス最南部

2016年8月3日(水) 天候:晴のち時々雨



< メンバー >
L.サンキュー、リギ、yokko、buhiko

< コース・コースタイム >
いろりの宿島畑5:10 = 5:45池口岳登山口5:58 - 8:13クロナギ - 9:15ザラナギ - 
11:24池口岳(昼食)12:00 - 13:40ザラナギ - 14:23クロナギ - 
16:00登山口 = 17:10ハイランドしらびそ(泊)


ー 記 -

4:00起床、5:10 残念ながら、ここから帰ることを余儀なくされてしまったウオンテッドさんに見送られて出発。

池口集落を通過して、遠山林道をどんどん上っていく。
今日はロングコースなので、距離と高度を稼いでくれるのが助かる。

避難小屋手前に登山口があり駐車スペースに車を停めて出発する。
既に高度は1076mとなっている。



赤松林の中を延々と、急坂でつづれ折れの登山道を登っていく。



約2時間頑張ってようやく黒薙(クロナギ)に到着。
山頂まではまだまだである。 先は長い。

本来であれば、ここから山頂が見えるはずであるが、雲に覆われていて見えない。

 

帰ってからネットで情報検索してみると、ナギとは、
『山体崩壊(土砂崩れや噴火など)で出来た上下方向に出来た大きな窪地というか、
溝のような地形の事です。雪崩も起きやすい場所です。』とあった。

全くその通りの地形で、随分下の方まで崩壊していた。

ガレの縁の登山道を進んで行く。

コメツガの林を抜けて行くと「利検沢の頭」で、更にピークを二つ超えるとザラナギとなる。
ここも随分下の方まで大きく崩壊している。

 

 

山頂手前は岩尾根となっており、ロープが張られた場所も出てくる。
ようやく樹間に山頂が見えてくる。

 



光岳・加加森山からの合流点を過ぎ、最後の急斜面を登り切ると、突如山頂の平坦部分が現れる。

 

ここまで約5時間半かかっているので、南峰に行くのは諦めて、昼食を摂って下山することにする。
双耳峰ではあるが、北峰は南峰より高いのでここで満足することにした。



この山頂でテント泊の単独行の登山者と出会った。
今回の山行で他の登山者と出会ったのは、一人きりであった。
この方は幕営地を捜しておられたようであるが、南峰の方に向かわれた。

集合写真を撮って下山する。



下山を開始して直ぐに雨が降り出したので、今日もまた雨具を付けることになった。



途中、雨が降ったり止んだりするので、雨具の着脱で手間がかかってしまった。

ここから再び、沢山のピークを乗り越えて登山口まで戻ることになる。

 

約10時間の往復で登山口に帰り着いた。
池口岳までは、7つのピークを乗り越えて辿り着き、同じだけ超えて帰ってきた。



今日はヒルの心配をしていなかったが、リギさんが一匹付いているのを発見。
幸い他に被害者はいなかった。

今晩宿泊予定のハイランドしらびそに向けて出発。
国道152号線(秋葉街道)を走り、途中からしらびそ高原に向かう山岳道路を延々と登っていく。

ハイランドしらびそは、約2,000mの高度にある。
星のビュウポイントとして有名になっているそうである。



雨で濡れているので、直ぐお風呂に入ってスッキリとして、6:30から夕食を頂いた。
しっかり歩いた後なので、ビールの味は格別で料理にも大満足であった。


以上





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