山休の山記録

森深き山
奥茶臼山
しらびそ峠より

2016年8月4日(木) 天候:晴のち雨



< メンバー >
L.サンキュー、リギ、yokko、buhiko

< コース・コースタイム >
ハイランドしらびそ5:00 = 奥茶臼山登山口5:44 - 7:14尾高山 - 7:55奥尾高山 - 
8:46岩本山 - 9:55奥茶臼山10:10 - 11:05岩本山 -(昼食)ー 12:24奥尾高山 - 
13:00尾高山 - 14:15登山口 = 14:40ハイランドしらびそ(入浴)15:40 = 22:00近鉄平端駅


ー 記 -

4:00起床、5:00ハイランドしらびそを出発。
思い込みで山岳道路を反対側に向かって走ってしまって、途中から引き返してきた。
折角朝早く出発したにもかかわらず、約30分ほどのロス タイムが発生した。

登山口はしらびそ峠にある。
この登山道は2006年に飯田市により整備されたそうである。
以前は、一般車は入れない青木林道を13.5Km終点まで歩き、奥茶臼山に登ったそうである。

しらびそ峠に駐車して、整備された登山道から入山する。

 

尾高山までは、南信州ウォーキング コースとなっており、ハイキングで入れるように良く整備されている。
まずは、尾高山山頂まで2.5Kmの標識が出てくる。
この後、0.5Kmごとに標識が設置されており、ビューポイントへの案内もある。

 

尾高山までは約2時間ほどだったので、往復で丁度良いハイキングコースかも知れない。
奥尾高山まで行っても3時間ほど。

途中はこの地域の名前どおり、「しらびそ」の樹林帯を抜けて行く。
苔むした樹林帯である。

 

奥尾高山を過ぎると、苔むした樹林帯が益々特徴をあらわにしてくる。
倒木もそのままで苔に覆われている。
登山道以外は、全く人の手が入っていない。

広い稜線なので、踏み跡、テープマークがないと迷ってしまう。

 



ようやく樹林帯の奥に山頂が見えてくる。



山頂手前から最後の急登となってきて、立ち枯れの樹林帯を過ぎると、頂上に達する。

 

途中の苔むした樹林帯、立ち枯れの樹木の雰囲気は、
大台ヶ原に似ているような気がする。

頂上までは天候の心配を全くしていなかったが、急にガスが出て展望もなくなってきたので、
急いで集合写真を撮って下山することにする。

昼食にはまだ早いので、途中のビュウポイントまで下って摂ることにした。



下山し始めると登山道の前方に光岳が見えていたが、すぐ雲に覆われてしまった。
どうも天候は下り坂に向かっているようである。

ビュウポイントに達する前、休憩したついでに登山道の真ん中で昼食を摂った。

結果的にはこれが幸いした。
昼食後、少ししてから、ポツポツ雨が降り出し、すぐに本降りとなってきた。

 

単独行の登山者とすれ違う。
昨日の池口岳と同様、この山でも他の登山者と会ったのはこの一回きりであった。
登山者の少ない山域である。

尾高山のビュウポイントに戻ってきたが、ガスが出ているので、展望は全くない。

 

雨の降り続ける中を登山口まで、ようやく戻ってこれた。

体が冷え、濡れているので、急いでハイランドしらびそに向かい入浴する。
受け付けの女性から、雨の中どうしているかと心配していた、急いで入浴するようにと声を掛けて頂いた。
今年は、この地域も天候不順が続いているとのこと。

帰りは飯田市内を抜けて、中央自動車道で帰途に付いた。
途中の恵那峡SAで休憩中に、急に雷を伴った豪雨で、動き出せずに1時間ほどの停滞となった。

22時過ぎに近鉄平端駅まで帰ってきて解散した。

今回、3日間共に、午後からお決まりのように雨となり、天候不順に悩まされた。
それでも、入山者の少ない南信州最深部の3峰を予定通り完登することが出来幸いであった。


以上




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