山休の山記録
北海道の山旅 第二弾
狩場山・芦別岳
リベンジの2峰
2016年9月3日(土)〜9月6日(火)
< メンバー >
サンキュー、ウオンテッド
< コース・コースタイム >
9/3(土) 関西空港10:25 〜〜(ピーチ)〜〜 12:20新千歳空港(昼食)14:00
===(レンタカー)=== 16:30島牧YH(泊)
9/4(日) 島牧YH5:50 === 5:25千走コース(新道コース)登山口5:35 − 7:57
狩場山08:08 −
10:15登山口(昼食)11:00 === 14:10新千歳空港14:40 ===(JR)=== 15:30東横イン札幌西口北大前(泊)
9/5(月) 東横イン5:40 ー 5:50札幌駅北口6:00 ===(ノマド送迎車)===
8:35芦別岳新道登山口8:43 − 12:40
芦別岳(昼食)13:00 − 16:07登山口 ===
17:00富良野日の出公園オートキャンプ場(入浴)(泊)
9/6(火) 日の出公園オートキャンプ場5:50 ===(ノマド送迎車)===
8:50新千歳空港
12:55 〜〜(ピーチ)〜〜 15:05関西空港
この記録は全体の行程を残すためのものである。
個々の山行記録は別途記す。
ー 記 −
今回の山行は、当初ノマドのツアー登山カムイエクウチカウシ山(9/5(月)〜9/8(木)(4日目予備日))と
狩場山とを組み合わせて行く予定だったが、
今年8月に北海道に上陸した3つの台風の影響で日高地方に大きな被害が出ているため、
狩場山と急遽芦別岳(ノマド ツアーの行き先変更)になったものである。
狩場山は、昨年2015年7月2日に入山したが、8合目を越えたくらいの地点で、雪渓に阻まれ、
時間不足(関西に帰る予定日)もあって引き返した経緯がある。
芦別岳は、今年2016年7月19日に登るスケジュールで北海道に来たが、朝からの強い雨のため
登山するのを諦めて、美瑛町近郊の観光に切り替えた経緯ある。
両峰共に、リベンジの登山となる。
ー 9/3(土) ー
今日は、移動日だけとなるので、遅い便で関西空港から新千歳空港に着いた。
新千歳空港でゆっくり昼食を摂ってから、今晩宿泊の島牧YHに向かった。
昨年も来ているので様子が分かっている。
新千歳空港から2時間半くらい(約200Km)で、道央自動車道の黒松内東ICを経て、
峠越えで日本海側にある島牧に向かう。
途中、曇り空で明日の天気が気になる。 天気予報は良いはずだが。
島牧YHでは、今日狩場山に登ってこられたご夫婦と一緒になり、
雪渓の様子を確認することが出来た。
雪渓は全く残っていないとの事で、アイゼンの持参を止めた。
ー 9/4(日) ー
4:00起床、5:50YH出発で、登山口に向かう。
途中から、舗装されているつづら折れの山道となり、どんどん高度を上げていく。
両側は綺麗なブナの原生林となっており、ブナ林の北限地らしい。
登山口の駐車場には、単独行の登山者が既に到着されており、先に出発して行かれた。
<奥の方が登山口、狩場山は右の方にある>
往復約4時間半の行程であった。
山頂到着が早かったので、下山してからこの駐車場で昼食を摂った。
下り道の途中で、キタキツネが現れ、車に驚くこともなく悠然と道路上を行き来していた。
逆に、車に近付いてくる。余りにも人に慣れすぎている。
既にエサを貰う習性が身についているのかも。
往路と同じコースで新千歳空港まで戻る。 時間には十分な余裕がある。
島牧では、日本の渚百選選定の『江の島海岸』で少し車を停めて眺めてみる。
すでに9月に入っているにも関わらず、海に入って遊んでいる人達がいる。 元気なものだ!
新千歳空港でレンタカーを返却して、新千歳空港駅からJRで札幌に向かう。
今晩宿泊の東横インには15:30頃に到着したので、夜の食事までゆっくり部屋で過ごす。
夕食は、いつものとおり、お決まりとして居酒屋での食事となった。
ビール飲み放題が日曜日割引で安く、魚が美味しいお店に入った。
ー 9/5(月) ー
5:40ホテルを出て、6:00集合の札幌駅北口に行くと、ガイドのOさんが待っておられた。
残念ながら、福岡から参加予定の2名は、九州地方が台風圏内に入ったため、
参加を中止されて、たった2名での催行となった。
気楽な山旅となりそうであった。
約2時間半で芦別岳新道登山口に到着。
登山口には、旧道登山道は整備がされていないので、注意が必要との看板があった。
ガイドOさんの話によると、旧道コースでは山頂直下に熊が居着いており、
山頂を踏めずに登山者が引き返されているとの事。
約7時間半で往復して下山してきた。
新道登山口駐車場所の近くにもキャンプ場はあるが、時間があるので、
入浴できる富良野の日の出公園オートキャンプ場まで移動することになった。
まずは、テントを設営してから、近くの温泉に入浴に行く。
汗を落とすことが出来てサッパリした。 これで夜はゆっくり出来る。
当然のことながら、入浴の帰りにはコンビニで缶ビールを仕込んでくる。
ガイドのOさんは、我々が入浴している間に、食材を調達に行かれて、
テント内で夜の食事を準備して頂いた。
テント内は3人だけなので、充分余裕があり、ゆっくり眠れた。
いつもテント内にこれくらいの余裕があれば、テント泊も良いかも・・・・
ー 9/6(火) ー
朝は5時起であったが、昨晩早くから寝たので随分前から起き出して、
キャンプ場内をぶらぶらしていた。
平日にも拘らず、多くの車が停まっており、テントを張っている。
キャンプしなが各地を回っているようで、北海道らしい。
しかし、各地に台風の影響が残っているそうで、入山できる山も限られているようである。
朝食のうどんもガイドのOさんが準備。
早々に食事を終え、テントの撤収を行う。
5:50には出発することが出来、暫く車を走らせていると、雨が本降りとなってきたので、
丁度良かったと胸を撫でおろす。
雨の中でのテント撤収となれば悲惨なことになっていた。
新千歳空港には8:50に到着し、フライトまでには、4時間ある。
まずは、朝食の不足分を補ってから、空港ビル内3Fのスーパーラウンジで時間を潰すことにした。
関西空港にも予定通り到着して、自宅に帰って来た。
今回、残念ながら、カムイエクウチカウシ山には入山できなかったが、
リベンジの狩場山、芦別岳を制覇できたので、成果はあった。
来年こそ、三度目のチャレンジとなるが、カムイエクウチカウシ山登頂を果たしたい。
以上