山休の山記録

阿地山地の最高峰
小秀山
霊峰・御嶽山の遥拝所

2016年10月20日(木) 天候:快晴



< メンバー >
サンキュー、ウオンテッド、yokko、buhiko、どろんこ

< コース・コースタイム >
乙女渓谷二ノ谷登山口6:52 −(二ノ谷コース)ー 8:10夫婦滝 − 9:40カモシカ渡り − 
10:13三ノ谷コース合流点 − 10:33兜岩 − 11:30小秀岳(昼食)12:09 −
13:05二ノ谷コース合流点 − (三ノ谷コース)− 14:43三ノ谷登山口 ー 
15:18乙女渓谷キャンプ場登山口


ー 記 −

乙女渓谷キャンプ場の中央管理棟の右横に二ノ谷コースへの登山口がある。



目の前の加子母川に架かる橋を渡ると、登山口の案内板があり、渓谷沿いに桟道の登山道となる。
桟道には滑り止めが施されているが、濡れていて滑りやすい。

 

ねじれ滝、和合の滝と進んで行くと、立派な避難小屋ある。
段々と、桟道ではなく岩がむき出しの登山道となってくる。

 



雄大な夫婦滝が目の前に現れるが、展望台からは男滝しか見えない。





ここから先は登山装備でないと危険の立て看板ある。
左側のゴロゴロとした岩の急斜面を登って行く。



子滝の前を渡渉して、右側の急斜面を登り切り、孫滝となる。
孫滝で渓谷沿いの登山道は終わり、左側の急勾配の尾根道に取り付く。

第一、第二展望台を通過すると、目の前を大きな『カモシカ渡り』の岩璧で阻まれる。
大きな岩場ではあるが、手掛かりがしっかりとしているので、注意して登れば問題はない。



この先は、樹林帯のヤセ尾根が続き、やがて三ノ谷コースとの合流点に着く。

ここから樹林帯を、上の方に見える兜岩を目指して登って行く。
登山道左側の樹間から、御嶽山の雄姿が見える。



兜岩の岩場を回り込んで上部に出てしまうと、
小秀山の頂上を見ながらの緩やかな道となって、ぬかるみのある樹林帯を抜けて行く。

小秀山山頂に避難小屋が見えるが、まだまだ遠い。



山頂に至る緩やかな平坦部には、第一・第二・第三高原と名付けられたポイントがあり、
遠くまでの展望が良い。

最後に少し斜度が上がり避難小屋に着くと、すぐその先が山頂となる。
案外登山客が多い。他のルートからの人達であろう・・・・



目の前に御嶽山が大きく裾野を広げている。
2年前の噴火で山頂部は火山灰で覆われて雪のように白くなっている。



小秀山は、御嶽山の遥拝所と言われるだけあって、山容全体を真正面に見ることが出来る。
山名方位板が四方に立てられおり、明日登る予定の奥三界岳も確認することが出来る。

集合写真を撮って、秋晴れの山頂で昼食にする。



復路は、二ノ谷・三ノ谷コース合流点までは、同じ道を戻る。

三ノ谷コースは、長いつづれ折れのコースが延々と続くが、岩場や危険個所は全くない。
上部は自然林となっているが、下るにつれて植林帯を通過していくようになる。

 

三ノ谷コース登山口に到着。
ここからは、林道を乙女渓谷キャンプ場の駐車場(二ノ谷コース登山口)まで下っていく。



今回、二ノ谷から三ノ谷コースへの周回コースをとったので、
最初は渓谷美と多くの滝見を楽しみ、岩場通過、ヤセ尾根歩き、最後に高原風平坦部の歩きと、
非常に変化に富んだコースを楽しむ事が出来た。


以上





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