山休の山記録

金剛・生駒山地
二上山~屯鶴峰~明神山
ダイトレの一部から低山の尾根道

2016年12月11日(日) 天候;晴



< メンバー >
L.buhiko、SL.Teo、その他山友会メンバー18名(部分参加2名) 計20名

< コース・コースタイム >
8:30近鉄二上駅8:40 - 8:58上の池登山口9:05 - 9:43銀峰(396m)9:52 -
10:23二上山馬の背 - 11:50屯鶴峰(昼食)12:33 - 13:08屯鶴峰出口 -
13:30明神山取り付き - 13:48関谷地蔵尊 - 15:06明神山山頂15:27 -
15:56明神四丁目バス停


同行者(ミサチャン)の山行記録


ー 記 -

近鉄大阪線二上駅で集合して、近鉄南大阪線二上山駅を経由して
二上山~屯鶴峰~明神山を目指す低山を繋げるロングコースである。

集合時点ではどんよりとした曇り空であったが、天候は回復していって快晴となった。



二上駅からは旧村の細い旧道を登っていく。
街並みが途切れると真正面に二上山がどっかりと姿を見せる。



二上山登山口となっている上の池横の広場で準備体操をしてからスタートする。



古くからある登山道を10分程歩いた後、本道から逸れて右の銀峰への登山道に入って行く。
この登山道は、以前に歩いたときに比べて格段に綺麗に整備されている。

 

つづれ折れの道で急登をこなした後に、尾根筋にある銀峰の広場に着く。
ここで最初の集合写真を撮って、新しいメンバーもいるので各自の自己紹介を行う。

 

次は尾根道の途中にある展望台である。
今日は好天で大阪平野が一望できる。



ここまで同行してきたウオンテッドさんは、所要のため離脱して引き返す。

更に登っていくと、二上山雄岳から下る登山道に出合って、馬の背に至る。
二上山雄岳の頂上は通過しない。



馬の背から大阪側に下っていくと、屯鶴峰に向かうダイトレ コースとなる。
紅葉に染まった二上山雄岳を右に見ながら、所々で急坂の階段となっている下りである。

 

狂い咲きのツツジが点々とある。 異常気象の影響か?
今年は夏は長雨で、9月は残暑、台風が沢山上陸した年でした。

 

舗装道路に出て右に取って行くと、南大阪線の跨線橋を渡り進んで行くと、屯鶴峰の入口に到着。
入口からの広い道を上がっていくと、白い凝灰岩で出来た奇勝屯鶴峰である。





この奇岩の上で、各々適当な処を占めて昼食を摂る。

昼食後は更に奥に入り込んで、この奇勝を北に進む。

 



少々の藪漕ぎと泥濘を通過して、国道165号線に出る。
国道沿いのコンビニで虎鉄さんが途中合流して来て、更に先に進む。

 

近鉄大阪線の踏切を渡り、西名阪自動車道の下を潜って、明神山に向かう尾根道の取り付きとなる。



尾根まで上がってしまうと、少々の登り、下りはあるが、緩やかな尾根道となる。
途中、関谷地蔵で休憩を取り、大きな高圧電線の鉄塔下を通過する。

後は、延々と尾根筋を明神山目指して進むだけである。
途中、登山道ははっきりしているので迷うことはない。



広葉樹の落ち葉でフカフカになっている登山道を歩くのは気持ちが良い。



JR関西本線を見下ろす展望台に到着。
暫し展望を楽しむ。
大阪市内の高層ビルや、遥かかなたには明石海峡大橋まで望める。

 

最後はこの尾根筋を真っ直ぐ進まないで、明神山には左に折れることになる。
真っ直ぐの道の方が良いのでそのままどんどん直進してしまいそうになるので、
表示を見落とさないように注意が必要である。



沢筋に下って、登り返して明神山の頂上に着く。
山頂は広く、各方面に展望台がある。

 

特に最近設置された『悠久の鐘』は、11月の朝日新聞でも恋人たちの聖地として紹介されていた。
ここからは、より一層大阪市内の高層ビル群、明石海峡大橋や淡路島への展望が開けている。

 



奈良盆地から東の方の山々の展望も楽しみ、下山にかかる。
ここからは、舗装された登山道で、次々に散歩を兼ねた人達が登ってこられるのとすれ違う。



住宅地に出て、JR王寺駅行きのバス停が今回のロングコースのゴールとなる。





鈴鹿、比良山系ではこれくらいの時間歩くことはあるが、低山を繋ぎながらのロングコース山行は珍しい。
天候に恵まれ、多数の参加者と和気あいあいと、初冬の低山の里山を楽しむ事が出来た。

当然ながら、いつもの如くJR王寺駅前の反省会が盛り上がったのは言うまでもない。


以上






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