山休の山記録

鈴鹿山脈最北
霊仙山
花の百名山

2017年4月9日(日) 天候:小雨



< メンバー >
L.なべちゃん、SL.ゆう、SL.シリウス、その他会員10名  計13名

< コース・コースタイム >
9:10榑ヶ畑登山口9:17 − 9:46汗ふき峠 − 10:30廃村今畑 − 11:30笹峠(昼食)11:56 −
12:45近江展望台 − 13:53霊仙山山頂 − 14:14経塚山 − 14:30お虎ヶ池 − 
15:37汗ふき峠 − 16:00榑ヶ畑登山口


− 記 −
天気予報では9時以降快方に向かうとの事で山行を決行。

近鉄高の原駅ロータリーで集合して、車3台(なべちゃん、虎鉄さん、サンキュー車)に分乗して登山口に向かう。
多賀SAで途中休憩をいれて登山口へ。

登山口ではまだ小雨が降り続いているため、雨具を着けての出発となった。



林道を少し行くとすぐに登山道に入る。



沢横の山小屋「かなや」を通過すると、ここからは九十九折の登山道となる。

 

最後の坂を登り切ると汗ふき峠の分岐。
ここから廃村今畑の方向に下っていくが、ここを起点に周回して最後にまた戻ってくる。





下り始めると、若者二人が登って来るので聞いてみると、渡渉があるので諦めて戻って来たとの事。
渡渉して前に進んで行ったグループもあると言うので我々も前進。

沢を越えるために2回渡渉して、最後は橋を通過。
昨日からの雨で水量が増えている。

 



廃村今畑には多くの地元の車が止まっていた。
今日は、旧集落氏神様の神事があるようである。 お供え等も準備していた。



集落を通過して、登山道の取り付きに着く。
急登を登り始めると、登山道にヒルが!!! 続けて3匹見た。
今日は5月の気温との事なので、既に活動を開始している。



坂の上にも廃屋があり、リーダーが下見をした時は、ここに沢山の福寿草が咲いていたとの事。
しかし、今日はほとんどない。 その代わりに梅の大木が沢山の花を付けていた。



尾根筋を黙々と登って行き、最後の少し荒れた登山道を過ぎると笹峠。

 

西南尾根に取り付く前に、ここで昼食とする。
少し風が出てきているので風を避けるのと、ヒルの心配をしながら、各々座る場所を探す。

西南尾根に取り付く。 ガスが出始めた。
最初はどうってことのないつづら折れの山道で始まるが、途中から急な岩稜帯となる。





近江展望台に着いたが、ガスで全く展望がない。



以前来た時に、この先の登山道脇に福寿草が群生していた記憶があるので探して見る。
点々と、福寿草が見れる。 登山道の岩の間にも・・・・

 

ガスの中で岩稜帯をただ黙々と進む。 途中、雪渓も出てきた。
霊仙山最高点(標高1094m)に到着。 ここもガスで周囲が全く見えない。

 

避難小屋への分岐を見送って、二等三角点のある霊仙山(標高1083.5m)の山頂へ。
風が強く、ガスで何も見えないので集合写真を撮って早々に下山。



経塚山、お虎ヶ池を通過。 ガスと雨のため、ただ黙々と通過して行く。

 

ここから先が今回の最難所となった。
雨で濡れて滑る登山道。
手掛かりのロープを張ってくれてはいるが、滑る、滑る・・・・ 登山靴もスパッツも泥まみれ・・・
尻餅をつくメンバーが続出。 私も軽く一回。

途中、写真を撮る余裕もないので、難所の最後で降りてくるメンバーをパチリ。



あとは、汗ふき峠に向かって尾根筋を下っていく。



汗ふき峠まで戻ってきて、山小屋「かなや」に向かって下る。
小屋横の沢でメンバーは出来るだけ泥を落とそうとしているが、一筋縄ではいかない。



榑ヶ畑登山口には、きっちり予定の時間16:00に戻って来た。



多賀SAのレストイン多賀で入浴して帰途についた。
雨と風、泥濘の下山道と、最悪のコンディションではあったが、それはそれで想い出に残る楽しい山行となった。


以上




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