山休の山記録

宇陀市菟田野
見山・嶽山・入谷山
読図山行下見

2017年4月15日(土) 天候:曇



 

< メンバー >
みい、サンキュー、会員1名 計3名

< コース・コースタイム >
宇陀市榛原内牧・入山口 8:56 − 10:07見山(702m) − 11:06嶽山(660m) − 
11:15見晴らし台(昼食)11:40 −11:40巨石見学12:05 − 12:25入谷山(606m) −
13:25 宇陀市菟田野平井・大師寺 


− 記 −
今日は、5月28日に実施する山友会の読図山行の下見である。
最初4月8日(土)に実施予定であったが、雨のため順延となったものである。

大神神社鳥居横の駐車場に集合して、車2台でまずは菟田野の大師寺に向かい、
車1台をデポしてから榛原内牧の出発点に向かう。

出発地点からは、2つのコース取りが考えられる。
一つはすぐに尾根に取り付いて尾根通しで最初の目標である見山を目指す。
もう一つは、林道を詰めてから尾根に取り付いて目標にアプローチ。



下見で両方を確認する必要があるため、二手に分かれる。
私は単独で林道側のコースに入る。

ここでまず一つ目の失敗は、出発地点がハッキリ分かっていない状況で地形図を準備したため、
スタート地点が地図の右端で切れていた。
よって、スタート地点からコンパスを合わせる事が出来なかった。

左側に尾根筋を見ながら林道を登っていく。



車が入れる林道が途切れて、右の細くなった杣道を登っていく。
先の方でチェーンソーのエンジン音が聞こえる。

先の斜面に伐採作業の人達が見える。
今まさに、木を切り倒しているところであった。
作業の邪魔になってはいけないのと危険なので、ここで左側の尾根筋に向かって斜面を登る。

尾根に登り切って、他の二人を暫く待ったが、登ってこないので先に進むことにした。
失敗の二つ目は、地形図の右端が切れているので尾根筋の全体像が把握出来ていないのに、
先に進んだことである。

更に重なる失敗は、現在地を確認しようとすると、地図アプリに地形図がダウンロードされていなかった。
随分前になるがダウンロードしたものと思っていたのだが。

結果的には、尾根筋を勘違いして、見山と反対方向に進んでしまった。
随分先まで進んでから引き返して来て、二人と合流して見山に到着。

見山の三等三角点は埋もれていたのを掘り起こして、囲ってくれていた。

 

ここから次の目標である嶽山に向けてコンパスを合わせ直す。
地形図にコースはない。

途中、小さなピークを三つ通過するので本番の読図の時には、これらの通過を課題とすることにした。

登山道に土嚢で囲われた鉱山(?)の坑道があったので覗いてみた。 
すごく狭いが何の鉱山跡?



嶽山に到着。



ここから少し進むと見晴らし台となる。
急に目の前が開けて、斜面一面に満開の桜が・・・・  暫し見惚れる。

遠くの山々も見える。 天気が良ければ明石海峡大橋も見えるそうである。

 

見晴らし台で昼食を撮る。 下の方に駐車場があるので、家族連れもチラホラ上がってくる。

昼食後は、駐車場付近を起点とする巨石見学コースを周回する。



 

再び読図コースに戻ると小雨がパラついてきたが、幸いなことに長くは続かなった。

車道を暫く歩き、山道に入って四等三角点がある入谷山に到着。



地形図にはないコースを辿って林道に下る。
踏み跡は付いている。

林道に出て最後の大師寺を目指す。



大師寺には平井八十八ヶ所靈場石仏群があり、ミニ四国八十八ヶ所巡りが出来るようになっている。
各石仏には四国一番札所の霊山寺から八十八番大窪寺までの標識が立てられている。

江戸時代末期の寄進建立だそうである。

本堂を過ぎ、休憩所で地元の人によるお茶のお接待を受けた。
休憩所には、4組の立派な雛壇が飾られていた。



コースは少々短かかったですが、複数組で読図をしながら時間を空けて進んでいくには適当かと思われた。



自宅に帰ってからが大変でした。
ヒノキの樹林帯を歩いたので、花粉症の症状が酷くて最悪。
お風呂に入ってすべて洗い流すまで、目が痛いのと、鼻の調子が悪くってティッシュを手放せませんでした。


以上


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