山休の山記録
大峰山系
鉄山~弥山
周回コース
2017年5月24日(水) 天候:曇
< メンバー >
L.Rockン、どろんこ、yokko、リギ、ウオンテッド、サンキュー
< コース・コースタイム >
大川口7:15 - 9:23 鉄山 9:40 - 10:12鉄山平 - 11:03修復山 -
11:43弥山(昼食)12:23 - 13:55奥駈道出合 - 14:51行者還トンネル西口
- 記 -
シャクナゲと岩峰登りを求めてのコース設定である。
下山時間が心配なので余裕が持たせるために、
早めの5:30に近鉄橿原神宮前駅東口に集合して、車2台に分乗して登山口に車を駆る。
大川口に到着後4名を降ろして、Rockン車とサンキュー車は行者還トンネル西口の駐車場に、
下山時用の車一台をデポするために行く。
一台で戻ってきて、我々二人も急いで準備を整えてスタートする。
登山口を入るとすぐに梯子の取り付きとなっている。
最初から急登が続くが、途中シャクナゲとシロヤシオが見えてきて、この先に期待が膨らむ。
急登が続くので、一挙に高度を上げていく。
下の方には川迫川を挟んで、大峰の山々が見えて来る。
大きな岩を回り込んだ所で最初の休憩をとる。
目の前には、10日前に登った行者還岳の尖った山容がある。
登山道横には満開のシャクナゲとシロヤシオが次々と現れて目を楽しませてくれる。
尾根道をどんどん進んで行くと、鉄山の前衛が表れて、一旦登った後下ってその奥に鉄山が見えてくる。
ゴツゴツと現れ出た木の根と岩を掴みながらの登りとなる。
狭い山頂部に出る。
周りの木に邪魔されて展望は余り良くないので、集合写真を撮って早々に下る。
鉄山は弥山への稜線上で、尖った独立峰のようなピークをなしているので、
登った後は大きく下る事になる。
何回かの小ピークを乗り越えて、鉄山平に到着。
鉄山平からは、目の前に鉄山、
その後にバリゴヤの頭、行者還岳、奥の方には大普賢の尖がったピークが見える。
修復山までは比較的緩やかな樹林帯を歩く。
修復山からは弥山までこのコースの佳境に入る。
トウヒの林立、倒木の連続、フワフワのコケを踏んで歩く。
大峰山系らしい登山道である。
広い尾根でコースが分かりにくく、倒木に行く手を阻まれる。
防鹿柵が出てくると弥山山頂は近い。
山頂の祠と鳥居を通過。
目の前の八経ヶ岳はガスで覆われている。
予想の時間より早く着いたので、弥山小屋の前でゆっくりと昼食を摂る。
後は、歩きなれた奥駈道を淡々と下っていくだけである。
出合に着いた。
ここから行者還トンネル西口にまでは、今まで通ったことのない沢沿いのコースを取る。
少し下って、右側に薄い踏み跡を見つけて入っていく。
踏み跡は段々とハッキリとしてきて、コースに間違いのない事を確信する。
沢に出た所でコースが不明瞭になり、少し試行錯誤することになったが、
最終的には再び明瞭な踏み跡に戻る事が出来た。
コースの下の方では、登山道としての工事も入っており、整備が進んでいる。
通常コースとの合流点となる沢に掛かった橋に出てきた。
下山口まではあと少しである。
下山口からは、デポしておいた車で大川口に戻る。
ここで、大粒の雨が落ちてきて、途中雨に合わずに行動できた事に感謝する。
出発前に心配した天候はギリギリ セーフでこの時間までもってくれて幸いであった。
帰りは、リニューアルされた「天の川温泉」で入浴・休憩してから帰途についた。
いつもの気心の知れたグループでの登山は、つくづく楽しいものであると実感した。
以上