山休の山記録

大峰山系
赤井谷〜釈迦ヶ岳周回
前夜泊

2017年5月30日(火)〜5月31日(水) 天候:晴



< メンバー >
L.yokko、風、ウオンテッド、サンキュー

< コース・コースタイム >
【5/30(火)】  11:49近鉄大和八木駅・JR畝傍駅12:14 =(途中買出し@五条)= 16:00旭・太尾登山口(テン泊)

【5/31(水)】  4:30起床(太尾登山口)出発5:37 − 6:04 P1434分岐点 − 7:40滝川 − 
7:55徒渉地点 − 10:00深仙の宿10:14 − 11:15釈迦ヶ岳(昼食)11:45 −
12:28古田の森 − 13:12 P1434 − 13:30太尾登山口(テント撤収)13:50 ==
15:30 下市温泉明水館(入浴)16:30


− 記 −

リーダーに誘われての赤井谷〜釈迦ヶ岳周回山行である。
今回は沢沿いコースを登っていくだけで、入渓の予定はない。

赤井谷周辺は「ほんみち教団」の私有地のため、リーダーから事前に入山の許可を得ている。

− 5/30(火) −
登山口までは車で時間がかかるため、前日登山口に入ってテントの前夜泊となる。

テント設営にも余裕のある時間に到着。
テント設営後もまだまだ明るい。



準備が出来れば買い出してきたアルコール・食料で早速盛り上がる。

到着時に一台あった車は遅い下山で17:00頃に帰って行った。 他の駐車は全くない。



気温は大して下がらず、テントの外で談笑していても心地よい。

 

夜も更けてきた。
明日があるので、程々にして今日は就寝。


− 5/31(水) −
4:30起床。 朝食を済ませて、5:37出発。



最初は釈迦ヶ岳への通常の登山道を登って行く。
登山道脇には、シャクナゲ、シロヤシオが咲き誇っている。

先々が楽しみである。

 

P1434の分岐点に到着。
ここから先は、X印の尾根筋を滝川を目指して下降して行く。





大日岳の特徴的な尖がったピークが見える。
今日はその左の深仙の宿まで登って行き、更に左の釈迦ヶ岳を目指すことになる。



途中、左の尾根に入るのを見落として、真っ直ぐに進んでしまい引返したこともある。
早く気が付いて登り返しは短く済んで幸いであった。




<大トカゲの頭部のような倒木>

地形図にはない支流の沢に出てきた。
徒渉して前の緩やかな尾根を越えていく。



滝川の本流に出てきた。
川岸はブナの新緑で明るくて爽やかな眺めである。 
広くて穏やかな中を進んで行く。 心が和む。





事前に確認してきた徒渉地点より遥か下流に壊れた橋があり、
対岸にも階段があって上にあがれるので、ここで左岸に渡ってしまう。



歩きやすく心地よい幅の広い樹林帯を行く。



川の中に花を付けている桐の木があり、花が落ちていた。
桐の花を身近で見るのは初めてある。

 

コースには、青いペンキで木の幹にマーキングしてあるので、安心して歩いて行ける。
しかし、歩いている樹林帯の幅が広く、ゆるやかなので、時々見落として探し回ることもあった。



上流の方では、数ヵ所で地形図にない沢を渡ることもある。



コースが沢筋から離れて、少し急坂となってきた。
と同時に、大峰の山らしいササの下草となってくる。



尾根筋に出るとシロヤシオが満開である。
アカヤシオもあったが、すでに花は終わってしまっていた。



深仙の宿の小屋の屋根が見えてきた。
ここまでは気持ちの良い、穏やかなコースであったので、いつもの山歩きよりもゆっくり歩いてきた。



ここからは奥駈道となり、釈迦ヶ岳まで少し急な登りとなっている。
大峰山系らしい眺めである。



登山道にはシロヤシオに混じってアケボノツツジが咲いていて、紅白の花の対照がひと際鮮やかである。



古田の森への分岐を見送って頂上に向かう。
山の斜面には2頭の鹿が・・・・・

いつも、この近辺では野生の鹿を見るが、人間を見ても逃げないで悠然としている。



頂上は、平日にも拘らず多くの登山者で賑わっていた。



山頂で昼食を摂って、後は下山するのみとなる。
帰路はいつもの太尾登山道からの尾根道である。

途中、古田の森の小ピークがあるだけで、概ね下りである。



振り返ると、釈迦ヶ岳〜大日岳への奥駈道の山並みが望める。



P1434の分岐点に戻って来た。
これで周回してきたことになる。



峠の登山口に戻ってきて、テントを撤収してから、車で長い下り坂を旭ダムまで下っていく。



最も近い「大塔 夢の湯」は、本日定休日のため、下市温泉 明水館で入浴。
風さん、ウオンテッドさんをそれぞれJR畝傍駅、近鉄大和八木駅まで送って帰路についた。

登山中は天候に恵まれて(入浴中に夕立、帰宅直後も雷雨)、
赤井谷まで下った後は、穏やかで爽やかな登山道を満喫できた今日一日であった。


以上





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