山休の山記録

アルプス4大名峰展望ハイキング

2017年7月11日(火)〜7月20日(木)

< メンバー >
サンキュー、その他ツアー参加者6名、添乗員1名  計8名

< コース概略・スケジュール >





− 記 −
当記録は山記録と言うよりは海外旅行記 +  ハイキング記録となっている。

今ままで事情があり個人的に海外まで出かけるのを躊躇っていたが、約20年振りで海外に出かけられる事になった。
やはり最初に選んだのは、当然の如く憧れのスイス アルプスであった。


− 7月11日(火) −
17:00関西空港18:50 〜〜 21:55香港24::05 〜〜 7/12 6:30 スイス・チューリッヒ空港

関西空港に集合して、キャセイパシフィック航空で香港経由スイス チューリッヒに向かった。
香港では2時間の乗り継ぎ時間。


<移動トレイン内@香港空港>


− 7月12日(水) −
6:30スイス・チューリッヒ空港7:10 ==(バス)== 9:50ラウターブルーネン10:20 == 
10:40グリンデルワルト着 −−(昼食)−− 13:30ファルスト展望台15:18 −− 15:30 ホテル(泊)



空港到着後小型バスでラウターブルーネンにある『シュタウプバッハ滝』に向かう。
スイスに到着後、スイスらしい山岳風景に出合う最初の地である。 

 

その後、グリンデンワルトに向かい、10:40頃ホテル到着。 荷物を預け市内を散策・観光する。
ホテルの目の前が、切り立ったアイガー北壁である。 ほん目の前にある。 感激 ・・・・



残念ながら、翌日を含めてアイガーの右側は雲に覆われて全貌を見ることはできなかった。
今回唯一全貌が見れなかった山である。

昼食後、ゴンドラで「フィルスト展望台」に向かう。
ここで、周りを取り囲むスイス・アルプスのスケールの大きさに驚愕、感嘆する。
3,000m〜4,000m以上の山群がズラリと展開している。
明日はもっと近くで見れると思うとワクワクする。






 
− 7月13日(木) −
グリンデルワルト・ホテル8:00 ==(登山電車)== 
9:20クライネシャイデック(ハイキング・昼食)12:30 ==

13:12グリンデルワルト13:30 ==(バス・電車)== 17:50ツエルマット・ホテル(泊)



ホテルから歩いて電車に乗る。 一駅でゴンドラ乗車駅に到着。



当初予定のゴンドラは乗り継ぎ先のゴンドラがトラブルで運休。 
急遽コース変更で登山電車でクライネシャイデックに向かう。

到着駅からアイガー・メンヒ・ユングフラウの山群(ベルナーオーバーラント山群)に向かってハイキングを開始。
アイガーは雲に隠れているが、メンヒ・ユングフラウは見えている。

 
<左:メンヒ、 中央:ユングフラウ>                  <眼前のユングフラウ>

 
<上の方に氷河の先端>                  <大岸壁を背にして歩く>

景色の良い展望台で昼食を摂って、再びグリンデルワルトに戻る。

グリンデルワルトからバスでツエルマットへ向かう。
途中、バスはカートトレインの載せられて約10Kmのトンネルを通過。 
テーシュから再び電車に乗って、今日の目的地ツエルマットへ。

ホテルチェックイン後まだまだ明るいので、まずはマッタホルンを見に行って町中を散策。



21:00くらいまで明るいので、リゾート地として洗練された街並みをブラブラと楽しんでから就寝。

 


− 7月14日(金) −
ツエルマット・ホテル7:40  ==(登山電車)== 8:46ゴルナグラート9:30 ==
9:40ローテンボーデン ・・・(ハイキング)・・・ 10:28リッフェルベルグ10:34 ==(登山電車)==
10:50リッフェルアルプ10:55 ・・・(ハイキング)・・・ 15:55ツエルマット・ホテル(泊)
 

<リュッフェルアルプ駅 → ツエルマット市内までのハイキング>

朝食前にモルゲンロートのマッターホルンを見に出かける。 黄金色に輝いている。

 
<7/14 朝>                      <7/15朝>

朝食後は、ホテルから近くにある登山電車乗り場へ。

終点ゴルナグラートの展望台からは眼前にモンテローザ、リスカム、ブライトホルンなどの4,000m峰が眼前に!!
圧倒される!!! 見事!!の一言につきる。





展望台でいつまでも名残惜しいが次の予定がある。
ローデンボーデンまで一駅登山電車で下って、リッフェル湖からの逆さマッターホルンを見る。



リュッフェルベルグまで歩き登山電車に再乗車して、リュッフェルアルプから再度ハイキングを開始する。
昼食を挟んでの約6時間のハイキングでツェルマットの市内に戻って来た。 

ハイキングコースは途中Uターンしてから常にマッターホルンを眼前にして歩いた。

 

夜はチーズフォンデュを楽しみ、カフェで地元の人と少し交流して就寝。
少し、飲みすぎたかも? 海外に来ても反省している。




− 7月15日(土) −
ツエルマット・ホテル8:20 ==(電車)== 9:20テーシュ9:30 ==(バス)== 12:00シャモニー・ホテル
==(ゴンドラ)== 13:15プレバン展望台(昼食)14:30  == 17:00シャモニー・ホテル(泊)




今日は、ツエルマット(スイス)からシャモニー(フランス)への移動日である。
途中、スイス国境を越えてフランスに入る。

シャモニーのホテルには昼前に到着し、余裕時間が充分にあるのでゴンドラで「プレバン展望台」に向かう。
展望台からはシャモニー市街と、目の前に聳えるモンブラン山群の大パノラマが展開している。





展望台を下ってからは、シャモニー市内を散策して、夜は日本食レストランで和食となった。




− 7月16日(日) −
シャモニー・ホテル8:25 ・・・ 8:35乗り場9:10 ==(ゴンドラ)==
9:25エギーユ・デュ・ミディ展望台11:25 ==(ゴンドラ)== 12:57ラパウド ==(バス)==
13:16ラヴィサイユ(昼食)14:03 ・・・(ハイキング)・・・ 16:38エリザベッタ小屋(泊)



今日は、ゴンドラでエギーユ・デュ・ミディ展望台まで、1030m〜3842mの約2,800mを一気に上がる。
展望台からは氷河、モンブランが目の前、360度広がる大絶景である。

 

空中散歩はまだまだ続く。
今度は3連の小型ゴンドラに乗り換えて、フランス国境を越えてイタリアに下る。
途中、眼下に氷河上を歩く登山者や、時折モンブラン山頂が見える。



イタリア側の駐車場でバスが待機しており、これから最終日まで案内してくれる現地ガイドの女性が乗り込んでくる。

バスが入れる最終地点で日本食弁当の昼食を摂り、TMBツールド・モンブラン ルートのハイキングを開始。

 

今夜宿泊のエリザベッタ小屋まで約2時間30分でゆっくりと歩く。

 



今夜は山小屋泊。 今日もビールとワインで盛り上がる。


− 7月17日(月) −
エリザベッタ小屋7:40 ・・・(ハイキング)・・・ 10:50シュクルイ峠11:18 ・・・ 
13:00メドン・ヴィエレ小屋(昼食)14:40 ==(リフト)== 15:00山麓乗り場 ・・・(徒歩)・・・ 
クールマイユール・ホテル(泊)



山小屋を出発してTMBツールド・モンブラン ルートをハイキング。
山小屋出発時にはヴェニ谷にガスが滞っており、色とりどりの花が咲き乱れるコンバル湿原でも展望はない。



 

しかし、シュクルイ峠に出る直前からガスが晴れ、急に展望が開ける。
モンブランからグランドジョラスまで大迫力で迫ってくる。



メゾン・ヴィエレ小屋まで約5時間のハイキングをして、ピクニック気分のイタリアン昼食でゆったり、のんびりする。
天気が良いので最高の気分! 良いなぁ〜〜このような日々・・・・・。



山麓までリフトで下りて、リゾート地のクールマイユル街中をあるいて今晩宿泊のホテルに入る。




− 7月18日(火) −
クールマイユール・ホテル9:00 ==(バス)== 10:45グラン・サン・ベルナール峠(散策)12:00 ==
12:48アオスタ(市内で昼食)16:00 == 16:50クールマイユール・ホテル(泊)



今日は、スイス・イタリア国境の「グラン・サン・ベルナール峠」に向かう。
ナポレンがこの峠を越えてイタリア遠征を行ったそうである。

現在ではトンネルで一挙に国境を越えられるそうであるが、つづれ折れの旧道を辿っていく。



湖の向こう側がスイスで、湖の周りを反時計回りに散策して国境を越えた。
国境と言っても何もない。 少々の目印があるのみ。




 

アオスタ市内に戻り、半地下の趣きのあるレストランでランチを摂る。
壁にはワインボトルがズラリと並ぶ。

アオスタ市内中心部は車乗り入れ禁止となっており、古い教会、ローマ帝国遺跡が市内に散在している。

 

 
 
クールマイユルに再び戻り同じホテルで連泊となる。
食事前に買い物に出かけたが、なかなか思ったようなものが買えなかった。


− 7月19日(水) −
クールマイユール・ホテル8:00 ==(バス)== 10:45ミラノ空港13:05 〜〜 



朝からクールマイユルを出発して、ミラノ空港から帰国の途につく。




− 7月20日(木) −
〜〜 6:35香港10:20 〜〜 15:05関西空港15:50

香港国際空港で約4時間の乗り継ぎで、帰国。




今回のツアーは少人数で、天候に恵まれ(雨は一日も降らなかった)、
スイスアルプスのスケールの大きさに圧倒され、驚愕、感嘆する毎日で大満足であった。

ビール、ワイン、毎日の食事も美味しかったので、少々ウェイト オーバーとなってしまったので、
帰国後暫くは要調整の日々となる。


以上



<7/12〜7/19 全行程>




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