山休の山記録

伯母子山塊の北端
清水ヶ峰
教育大実習林

2017年月8日2日(水)



< メンバー >
サンキュー、ウオンテッド、yokko、Rockン

< コース・コースタイム >
登山口9:45 − 11:44 9号鉄塔(昼食)12:15 − 12:35清水ヶ峰山頂12:50 −
12:58 尾根筋分岐点 − 13:40引き返し点 − 15:00 尾根筋分岐点 −
15:10 9号鉄塔 − 16:20登山口


− 記 −
今まで登山口へのアプローチが出来なくて様子を見ていたが、最近入山しているネット情報をキャッチ。
登れるチャンスを待っていたので、盛夏にも関わらず行くことを決断した。

ナビに登山口をセットしたが、途中崩壊地で道路がなくなっており修復工事中のため先に進めなかった。
迂回路を捜して、漸く教育大の施設に到着出来た。
この先も、崩壊地修復の大規模工事を行っていて、先には進めない。

車が駐車できたので、準備を整えて出発。



登山口には、注意書きの看板が立てられている。

最初からつづれ折れの急登が続く。



 

周回コースの分岐点である第一ベンチに到着。
後から分かる事であるが、大規模な山抜けのため右側へのコースは取れなかった。

ここで左の斜面を登るコースに入る。

 

途中、十坪平の第二ベンチを通過して、尾根筋に入るが、しばらく行くと直ぐに斜面の急登となる。



登っている斜面の右側に大きな山抜けの崩壊地が見えてきた。

 

崩壊地から少し離れた斜面に踏み跡が続いているので辿っていく。

 

1,100mの標識が出てくる手前数か所に、雨量計やGPS観測機器が設置されている。
まだまだ崩壊の可能性があるので継続観測されているのであろう。
これ以上崩壊が広がると、登山ルートも消えてしまう可能性がある。

9号鉄塔の少し手前にコンクリート打設された広場があった。
何のための施設準備か不明である。



時間も丁度良いのでここを昼食場所とさせて頂く。
大きな崩壊地は目の下に広がっているが、遠くを見ると伯母子山塊が見えている。

 

ここからは急登も終わり、緩やかな尾根筋を辿って山頂を目指す。

山頂に到着したらしい? 展望は全くなく雑木林の中である。
山名板も何も表記がないので???であるが、三等三角点があるので間違いがない。

後から藪の中に埋もれた山名板が見つかった。

 

山頂手前の右側に派生している尾根筋に、比較的新しいピンクのテープ マークがあったので、ここを下山する。
次から次にしっかりとしたマークが出てくるので安心して下って行く。



8号鉄塔、7号鉄塔を通過。
この時点でも、ピンクのテープ マークは至る所にある。

 

工事資材荷揚げ用のモノレールが出てきたので、モノレールに沿って下っていく。
マークもついている。

しかし、突然モノレールの先が崩壊地になっていて下れない。
試行錯誤してコースを探ってみるが分からないので、下山を開始した尾根の分岐点まで戻る決断をする。

ブナの自然林の斜面を登り返す。



約2時間のロス タイムである。
尾根筋に戻ると、あとは登って来たコースを引返すことになる。

下山途中、崩壊地の向こう側に、我々が諦めて引返した地点が見える。



登山口に戻って来た。



朝、登山口まで車で入る時と、下山中引返したロス タイムがあったので、下山が予定より遅くなってしまった。

汗びっしょりとなったので、大塔夢乃湯の入浴でさっぱり気分一新出来て助かった。
夏の低山は暑さとの戦いであるが、時々山行して脚力維持を図る事に対しては手を抜けない。


これで、山と渓谷社「分県別登山ガイド 奈良県の山」はすべて登った事になる。
さて、次はどこに挑戦するか? 「分県別登山ガイド 大阪府の山」は準備してある・・・・が。


以上





inserted by FC2 system