山休の山記録

谷川岳展望の山
朝日岳
白毛門経由

2017年8月19日(土) 天候:曇、晴、雷雨、雨



< メンバー >
サンキュー、ウオンテッド、どろんこ、buhiko

< コース・コースタイム >
朝日岳登山口5:45 − 8:00松ノ木沢ノ頭 − 9:07白毛門 − 10:16笠ヶ岳 − 
12:02朝日岳 − 13:08笠ヶ岳避難小屋(昼食)13:26 − 14:15白毛門 − 
15:08松ノ木沢ノ頭 − 16:58朝日岳登山口


− 記 −

今日は概ね曇の天気予報で大きく崩れないとの事。 期待して出発。
しかし、天気は猫の目のように二転三転して昼前には雷雨も・・・・
やはり山の天気は崩れやすい。

5:00谷川岳ラズベリーYHを出発して、JR土合駅の踏切を渡り、土合橋手前で右に入ると広い駐車場がある。



駐車場の奥へ進むと白毛門・朝日岳登山口の標識がある。

 

登山口から奥にある赤い鉄橋を渡って行くと急登が始まる。
今日の試練の第一歩である。

 

深い樹林帯の中では、急な岩場がある急登が延々と続く。
下の方から聞こえてくる沢の水音が心地良い。

この急登は、北アルプス三大急登と言われるブナタテ尾根、合戦尾根の比ではないと感じる。
長さでは早月尾根には負けているかも知れないが・・・・・

 

約2時間の歩行で松ノ木沢ノ頭に到着。
一息つける。

 

しかし、・・・・ 白毛門まではまだまだ遠く、岩場の急登が続く。




 

ガレ場、鎖場を乗り越えて白毛門山頂に到着。
ここまで約3時間半の急登であった。

天気が良ければ目の前に谷川岳の岸壁や馬蹄形に連なる山並みが見えるはずである。
360度の大展望が期待できるはずであったが、雲の切れ目に少し見えているだけであった。

 

少し下ると目の前に、特徴的な三角錐の山容の笠ヶ岳が見えてくる。
一度大きく下って、登り返しとなる。



笠ヶ岳山頂下の長い緩やかな登りを終えると、山頂に着く。
山頂直下には青いトタン屋根のドーム型避難小屋が見える。

 



朝日岳には目の前のピークを登って、更に大小のピークを通過して辿り着ける。
まだまだ奥の方である。



途中で、今までの曇り空が急転して雨が降り始めたため雨具を付ける。
遠くの方で雷の音がし始めた。

雨は強くなり、雷鳴は急激に近づいて来たので、途中の岩場で雷の通過待ちを余儀なくされた。

岩の窪みには、先着の若者が一名避難していたので同じ場所に入る。



20〜30分待機していて、雷音も遠のいたので再び山頂を目指す。
広々とした山頂は岩場の退避場所から5分ほど上がった所にあった。



山頂に長居は無用と急いで下山にかかる。
取り敢えず笠ヶ岳避難小屋まで戻る事にするが、大小のアップダウンが続いてうんざりする。

雷は完全に通過して、青空も見えてきた。



少し遅くなったが、笠ヶ岳避難小屋で昼食を摂る。



笠ヶ岳を通過して白毛門まで戻る。
白毛門手前で、最後の登り返しとなるが、ここからは長い下りとなる。

 

下りの岩場は雨で濡れているので滑りやすい。 慎重を期す。



松ノ木沢ノ頭で休憩をとり、ここからは長い樹林帯の中となる。



この時点まで曇空であったのが、樹林帯を通過中に天気は急変して再び雨が降り出した。
登山口に戻る頃には本降りの雨となっていた。



天気は二転三転したが、この天候の中で無事約10時間の山行を終えることが出来て幸いであった。
しかし、厳しい山行であったとしみじみと感じる。

本日の宿も谷川岳ラズベリーYHである。
雷通過待ちの退避時間があったため、少し遅くなってしまって17:30頃の戻りとなった。
取り敢えずは、雨具の整理をして、シャワーを浴びて夕食となる。

今日も少しのアルコールでぐっすりと熟睡に入れた。


以上





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