山休の山記録

南アルプス3000峰縦走
間ノ岳・農鳥岳
白峰三山縦走二日目

2017年8月31日(木) 天候:曇時々晴

 

< メンバー >
サンキュー、ウオンテッド、yokko、Rockン

< コース・コースタイム >
8/31(木)  北岳山荘5:20 - 7:23間ノ岳 - 10:05西農鳥岳 - 10:50農鳥岳 -
11:58大門沢下降点 - 14:36大門沢小屋(泊)


- 記 -
今日は間ノ岳を抜けて、初登頂の農鳥岳に向かう。
北岳山荘を出る時は、細かい霧雨だったので雨具を着けて出発する。



緩やかなハイマツ帯を登って行くと直ぐに中白根に着く。
薄っすらとしたガスが出ていて展望はないが、雨は上がっている。





ガスの中、前方になだらかな山頂の間ノ岳が見える。



岩稜帯の稜線を進むと、ガスが晴れて来て山頂部がハッキリと見えてきた。
雨の心配がなさそうなので雨具を外す。
今日も天候には恵まれそうだ。

 

平坦な間ノ岳山頂に到着。
ここから先は未踏のコースとなる。



山頂部の平坦部から直ぐに急下降が始まる。
新しい赤のペンキ印を辿って行くと、途中で農取小屋の赤い屋根が見えて来る。

 



登ってくる農取小屋のスタッフとすれ違う。
これから間ノ岳までの登山道に今までの続きのペンキ マークを付けに行くそうだ。
このようなスタッフの方々の登山道整備のお陰で我々は安全登山を続けられる。 感謝 <m(__)m>


<ご愛嬌の可愛いハートのぺンキマーク>

農取小屋に到着。
目の前に、西農鳥岳への急登が見えている。



西農鳥までは急登が続く。
振り返ると、農取小屋の向こうに、大きな山容の間ノ岳がクッキリと見える。
青い空に稜線が映えている。





西農鳥岳である。 
農鳥岳はまだ随分と先の方にある。



急登ではないが、いくつかの岩場を越えていく。
右奥前方に塩見岳が見える。 その奥に荒川三山が・・・

 

農鳥岳手前のピークに四つ足動物が左右に移動するのが見えたので、熊かと?
稜線で暫く前方の様子を伺う。

数頭で群れているようだし、体型もスリムなので、サルだと分かり一安心。
しかし、サルでも集団で襲われると危ないので威嚇しながら進む。

農鳥岳山頂に到着した。

 

昼食は大門沢下降点で摂る事にして進む。
しかし、手前で摂る事になった。

 

大門沢下降点を通過。
ここの鐘は澄んだ良い音色である。



ここから主稜線を離れ長い激下りの始まりである。
樹林帯の中の急坂で岩が多く歩きにくい。



ようやく大門沢小屋の赤い屋根が見えてきて、ホッとした。
ここまで雨に合わずに無事済んだ。



小屋の受付を済ませて、まずはビールで乾杯!!

小屋前のテントで休憩していると、本格的な雨が降り出した。 
今日も雨に合わずにラッキーな一日であった。

約9時間の行程で最後は長い激下りではあったが、天候には恵まれた縦走第二日であった。



以上




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