山休の山記録

関西百名山   
剣尾山・横尾山
巨岩の行場    

2017年12月2日(土) 天候:晴

 

< メンバー >
どろんこご夫妻、サンキュー

< コース・コースタイム >
近鉄西大寺駅7:10 ====  9:15 能勢の郷駐車場 9:25 − 9:45剣尾山登山口 −
10:55行者山 − 11:15六地蔵 − 11:25剣尾山(昼食)12]10 − 12:37横尾山 −
13:55剣尾山登山口 − 14:15駐車場(能勢温泉入浴)15:00 ===  17:00近鉄西大寺駅


− 記 −

今日は、どろんこご夫妻との山行である。
近鉄西大寺駅でピックアップしてもらって、第二阪奈道路から池田経由で能勢方面に入る。
途中、若干の渋滞はあったものの予定時間通り。
郊外に出ると広葉樹の紅葉が真っ盛りである。

順調に能勢の郷の無料駐車場に到着。



登山口が分からないため、能勢温泉送迎バス運転手の方に聞いて教えて貰った。
あの人がいなかったならば、多分登山口を捜して右往左往していたと思われる。

一度国道方面に出て、大きく廻り込んで登山口に向かう。

 

登山口にはトイレがあり、明確な標識も設置されている。

 

いきなり長い木の階段道となり、延々と続く。



巨岩が登山道に覆いかぶさるように点々と表れて圧倒される。
オーバーハングの岩には、信仰の山であったと思わせる摩崖仏が彫られている。

巨岩の間を縫うように登っていく。

 



行者堂に到着。
行者堂の裏には、行場道があるので、そこに入って再び登山道に戻る。
展望の利く大きな岩もあり、少々藪漕ぎも必要であった。

 



P469mの行者山を巻いた登山道を進んでいる時に、気紛れでP469mの山頂を踏もうと言う事になった。
最初は少々踏み跡があったような気がするが、途中からは完全な藪漕ぎとなる。



山頂らしき所に着くが何の標識もない。
少し下に鉄塔があり、地図上はその先に三角点がありそうであるが、更に藪漕ぎが酷くなるので断念した。

山頂からはGPSを頼りに登山道に戻る。
藪漕ぎは益々酷くなって、ようやく登山道に戻れた。



六地蔵に到着。 剣尾山山頂は近い。
大きな六地蔵以外にも多くの石地蔵が安置されている。



山頂下の月峯寺跡の広い境内を通過して行く。
山頂直下であるにも拘わらず、井戸もあり、水場もある。

最後の急坂を登ると山頂であった。

先着の登山者が各グループ毎に昼食をとっていたので、我々もここで昼食とする。
風もなく、天気も良く、廻りの展望も大きく開けているので、気持ちが良い。



東の方には、京都の愛宕山、遠くには瀬戸内海、北には南丹の山々が見渡せる。
山頂には各方面の標識がある。

ゆっくり昼食を摂って、周回コースで次の横尾山に向かう。



笹原にはヒノキの幼木が沢山あり、鹿害から守るために保護材が巻かれている。
一旦下り切って、鞍部から登り返しとなる。

反射板の設置された小高い頂を通過して、横尾山の山頂に至る。
ここには、二等三角点がある。



ここで単独行の若者から、横尾山からこのまま下れるのですかと聞かれる。
事前情報によると通行止めになっているようですと言われるが、我々はそのまま下る。
通行止めになっているのであれば、どこかに表示があるはずだからと。

最初は緩やかな道を下っていくが、途中から急坂となっていく。

 

頂上広場の十字路に出る。
二つのコースが閉鎖されているので、選択肢は残りの一つしかない。



下っていくと再び十字路となるが、ここも二つのコースが閉鎖されているので、最後の一つを選択する。
堰堤に注ぎ込む川の飛び石を渡るしかない。



林道を少し歩いて、剣尾山登山口に戻ってきた。

各所の通行止めで、意図したコース外に導かれてしまった。
駐車場に近い所に下山する積りであったが、駐車場まで往路と同じ道を辿って大周りとなる。



能勢の郷駐車場の直ぐ上にある能勢温泉で入浴後、車で妙見山駐車場まで上がって、
妙見山のピークを踏む積りであったが、林道が途中通行止めとなっていたので断念した。

帰りはアルコールの飲めない運転手のお言葉に甘えて、ビールその他を飲みながらの帰路となった。
これは有難く、楽である。 また、機会があれば是非お言葉に甘えたい。


以上





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