山休の山記録


大塔山系の中心
法師山〜大塔山縦走
関西百名山2座

2018年01月31日(水) 天候:晴

 
 
< メンバー >
サンキュー、ウオンテッド、どろんこ、Rockン

< コース・コースタイム >
7:45法師山登山口P 7:55 − 10:10法師山10:25 −(縦走)−
15:00大塔山15:10 − 17:00大塔山登山口17:10 −(安川林道)− 17:57法師山登山口P


− 記 −

出発時点では、それぞれの山をピストンにするか、縦走コースを取るか決めかねていた。
途中でコース状況や、時間配分を見てから決める事にして出発する。
山行計画としては、両案ともに考えてある。

車の駐車場所から少し県道を戻って、安川林道に入った所に法師山登山口がある。



まずは、吊り橋を渡る。

 

取り付きは、斜面の九十九折の登りとなっている。



尾根に出ると、ピラミッド型山容の法師山が遠くに見える。
距離は相当ある。



尾根筋は緩急取り混ぜたコースである。

 

大塔山への縦走路分岐点くらいから、積雪が出てきた。
順調に登ってこれているし、縦走路も悪くなさそうなので、ここで縦走する事を決める。



山頂が近づいてくると積雪が増えてきた。
女性二人はチェーンスパイクを装着する。



山頂直下は山の形通り雪のついた急登となっている。

山頂は広くて展望が良い。
北の方には、雪で真っ白になった奈良県内の台高山系や大峰山系が見える。
南の方には、太平洋の海。



下りは念のために、男性二人もアイゼンを着けることにした。

大塔山への縦走路分岐点まで戻ってきた。
ここからは、地形図に標高が表示されているピークだけでも三つ、
その他にも多くのアップダウンを乗り越えて行く。





遠くに大塔山が見えてきた。 右側の奥のピークである。
途中、日当りの良い場所で昼食を摂った。



縦走路は安川林道分岐点手前で、厳しい岩場の登り、下りとなる。
ロープは設置されているが、木の根、岩の尖りを手掛かりにしないと進めない。
地図上にも危険マークが付いていたので、成程と思わせる。





安川林道への分岐点を通過して、大塔山手前のピークに向かう。
手前のピークで、大塔山が近くに見えているので、二人はここでザックをデポして空身となる。

手前のピークから一旦大きく下って、雪の斜面を登り返して大塔山山頂となる。



山頂はブナ林保全のためのフェンスが張り巡らされている。



大塔山山頂で山行計画書の予定時間となってしまっているので、記念撮影をして急いで下山する。



一度下って、大塔山手前ピークまで登り返して、安川林道に至る分岐点まで戻る。
長時間の縦走となっているので、疲れが溜まってきている。



安川林道終点の大塔山登山口まで帰ってきた。
ここから法師山登山口駐車場まで、林道歩きでまだまだ距離がある。

 

林道は山影となるので、だんだんと夕闇が迫ってきた。
最終、車の駐車場所に戻った時には、すっかり薄暗くなっていた。



1月の山行は近場ばかりでまともに歩けていないので、
今日の縦走は時間、距離共に厳しいものであった。

しかし、途中危険場所はあったものの、久々の充実した山行となった。
展望も良く楽しめるコースであった。


以上





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