山休の山記録

室生山地
古光山・倶留尊山
関西百名山2峰

2018年04月12日(木) 天候:晴



< メンバー >
サンキュー・同行者1名

< コース・コースタイム >
8:05長尾峠(後古光山登山口)8:10 − 9:05大峠(古光山登山口) − 9:34南峰 −
9:50古光山10:00 − 10:37後古光山 − 11:00長尾峠 ==(車で移動)==
11:05曽爾高原駐車場 − 11:25国立曽爾青少年自然の家広場(昼食)12:00 −
13:10倶留尊山13:20 − 14:15亀山 − 14:27曽爾高原駐車場


− 記 −

同行者の希望で、奈良県と三重県境の関西百名山2峰を目指すことにした。
私は、古光山には2011/03/06、倶留尊山には2012/10/09に最後登っているが、久しぶりである。

長尾峠の後古光山登山口に駐車して、反対側の大峠古光山登山口から入山して
稜線を縦走するコースを取るために、まずは舗装道路をみつえ高原牧場の方に下って行く。



大峠までは舗装道路を行く。
大峠から古光山への登山道に入る。



杉林を抜けると直ぐに急登となる。
雨が降るとツルツルと滑りそうな登山道を九十九折に登って行く。

 

一挙に稜線まで出て展望が開ける。
下の方には御杖村の集落や、台高山脈の山々が一望できる気持ちの良い尾根筋である。



緩やかな道を進み、最後に少し険しい岩場を過ぎると南峰に着く。



ここから古光山の岩稜歩きが始まる。
手掛かりの固定ロープは至る所に張られているので、急斜面でも安心して進める。

 

最後の急登を登りきって三等三角点のある古光山山頂となる。
今日は時間に余裕があるので、持参の果物を食べてゆっくりと過ごす。

山頂から東の方に午後から登る曽爾高原、倶留尊山を臨める。

 

古光山から大きくフカタワまで下り、後古光山へ再び急な登り返しとなる。
フカタワまでは、手掛かりの固定ロープや木の根を頼りながら長い急傾斜を下る。



登り返しも急登である。
最後に岩稜帯を登り切って後古光山山頂となる。

 

ここからの登山道は整備されていて鎖柵が付けられていたり、木の階段道となっている。



曽爾高原と倶留尊山が目の前に近づいてくると、後古光山登山口に出る。





後古光山登山口に駐車しておいた車で、曽爾高原駐車場まで移動する。

国立曽爾青少年自然の家の上にある広場の開放的なベンチで昼食を摂る。
目の前には、山焼きをされて短く黒くなったススキの原が広がっている。

昼食を摂っていると高校生らしき団体が小グループに分かれて亀山峠から亀山へのコースを登って行く。
近くに来られた引率の先生に聞くと、4月入学の新高校1年生の最初の研修で来ているとの事。



昼食後亀山峠に向かって我々もスタートする。

亀山峠で、若い女性の二人連れが下りてこられた。
聞いてみると、風が強くって登山初心者なので怖くって引き返してきたとの事。
確かに風が強い! 稜線はまともに左側から強風が吹き付けてきている。

折角に来たのに勿体ないから、一緒に登りましょうと誘うと再び登り始められた。



樹林帯に入ると、風の勢いは収まったので休憩を取った後は、我々だけで先行した。
若いお二人は食事を摂りながら風景を楽しまれている。 絵になりますね〜。



まずは前衛の二本ボソに着く。
目の前に倶留尊山山頂が見えているが、一度大きく下っての登り返しとなる。



倶留尊山の山頂は広くてベンチもある。
前回登った時は、ここで昼食を摂ったなぁ〜と思い出していた。



帰りは、亀山峠まで同じコースを引き返す。
半分ほど下った時に途中で別れた二人連れが登って来られたので、エールをおくって見送る。

二本ボソ、亀山峠を通過して亀山の方にコースを取る。



亀山から木の階段を下っていくと、目の前に鎧岳、兜岳が見え、遠く高見山の山頂が見えている。
高校生の団体もいなくなり、登山客もいないので、時間がゆったり流れているような気がする。
ゆっくり歩いて風景を楽しみたい。



駐車場に戻ってきた。 時間はまだまだ早い。
帰りは『お亀の湯』で汗を流してから帰途についた。

古光山は久しぶりであったが、岩稜帯歩きを楽しむ事が出来たし、
倶留尊山も天気が良かったので、遠くの山々まで360度の展望を楽しむことが出来た。


以上


 

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