山休の山記録

展望の山
学能堂山・大洞山
関西百名山2峰

2018年06月14日(金) 天候:晴



< メンバー >
サンキュー、どろんこ、Rockン、buhiko

< コース・コースタイム >
近鉄八木駅7:00 ===  8:15神末上村登山口8:23 − 9:07コスマ峠 −
10:15学能堂山(昼食)10:53 − 11:31コスマ峠 − 12:05神末上村登山口 ===
13:00大洞山登山口(林道途中) − 13;38大洞山雌岳 − 13:57大洞山雄岳 −
14:55大洞山登山口 === 15:30姫石の湯(入浴)16:20 === 17:40近鉄八木駅


− 記 −
【午前中 学能堂山】
梅雨の晴れ間を見計らって以前から計画していた学能堂山を目指す。

御杖の神末上村登山口から入山する。 ここのコースから入るのは初めてである。
駐車場所を見つけて林道奥にあるゲートを抜けて行く。



しばらく沢沿いの林道を歩く。



林道は最後に沢を渡って登山口に取り付く。
最初は木の階段のある急登である。

 

登り切ってしまうと、植林帯の中の小さな沢に沿って進む。



最後に少し急登を登ってしまうと、コスマ(小須磨)峠となる。
ここは右に行くと三峰山、左が学能堂山である。



ここから尾根歩きで展望を期待したが樹林帯に遮られて展望はない。
左側が人工林、右側が自然林となっている登山道を行く。



自然林だけになってくると標高942mの小ピーク白土山に着く。

 

白土山を下って、樹林帯を抜けると急に目の前に学能堂山の山頂が現れる。
ここからはまだまだ距離があるように見える。
山頂に向けては一度大きく下り、登り返しとなる。



最後の登り返しが済むと大きく開けた山頂部に出る。
見た目ほどは時間が掛からなかった。
山頂手前からはウツギの白い花が咲き誇っている。

 

後を振り向くと三峰山から高見山、下の方には御杖の集落が見渡せる



山頂では少し期待していたヤマシャクの花は終わっていて、既に実を付けていた。

山頂は視界を遮るものがないので360度の展望が開けている。
高見山から三峰山を越えて局ヶ岳に至る縦走路がハッキリと見える。
反対側には目の前に大洞山、その奥に尼ヶ岳、青山高原等の周辺の山々が一望出来る。



展望が良く、風もないので、少し時間が早いがここで昼食を摂ることにする。

 

ゆったりとした時間を過ごした後、下山を開始する。
登って来た 3人連れのグループとすれ違う。 今回の山行で唯一遭遇した登山者である。



帰りは往路を引き返す。 順調に下山してきた。



昼食も既に済んでいるし、時間が早いので車で移動して大洞山に向かうことにした。
途中、少し道を迷った所もあったが、林道を辿って中腹まで乗り入れる事が出来た。


【午後 大洞山】



三杉町三多気の登山口から登るよりも、すでに中腹まで上がってきているので、
距離は大幅に短縮となっているが、最初から急登に取り付くことになる。



延々と階段が続く。
『この先勾配がきつい』の表示板まである。



最後は苔むした階段となって更に行く手を阻む。



まずは三角点のある標高985mの大洞山の雌岳に着く。
雄岳よりも標高は低いが、地形図ではここに大洞山の山名が振られている。



少し向こうに雄岳が見えるので、標高1013mの雄岳にも登ることにする。
一度下って登り返しとなっている。

山頂からは午前中登って来た学能堂山が目の前である。




雌岳を経由して往路を引き返す。 雌岳への登り返しがきつい。
最後に急な階段が見えているので、精神的にも厳しい。



雌岳を過ぎると後は下るだけである。
長い、長い石段の下りである。 上から見ると傾斜は更にきつく見える。



登山口に戻ってきた。
厳しい往復ではあったが、中腹まで車で上がってきているので、往復で2時間しか掛かっていない。


帰りは姫石の湯で入浴して帰途についた。

近場の山でも天候に恵まれて展望が好ければ十分に山を楽しめる。
更にもっと色んな花が咲いていれば申し分ないであろうと思う。


以上



<学能堂山>


<大洞山>


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