山休の山記録

展望と花の頂
守門岳
日本二百名山

2018年06月29日(金) 天候:晴



< メンバー >
サンキュー、ウオンテッド、yokko、風、ロザリア

< コース・コースタイム >
二口登山口8:37 − 10:23中間点 − 11:53大岳・二口分岐点 − 
12:15青雲岳 − 12:30守門岳(昼食)12:55 − 13:22大岳・二口分岐点 −
14:10大岳 − 15:48保久礼小屋 − 16:30二口登山口



− 記 −
二口登山口駐車場前の橋を渡ると、右に登山口がある。

 

最初は急登である。
『熊に挨拶』と札が掛かった鐘が吊るされている。 鐘の音は澄んでいて良く通る。

 

ブナ林の中を抜けて行くと、尾根筋に出る。
事前の天気予報では、今日は曇時々雨であったが晴天である。
日差しが強く熱中症になるくらい暑い。



登山道には多くの花が次々に現われる。
しかし、まだヒメサユリには出合わない。



中間点を通過。
ここでは右前方に滝が見える滝見台ともなっている。



大岳への分岐点までは登り一辺倒である。
先着の地元の人の話を聞くと、この先頂上に向けてと、
大岳に向けてヒメサユリ、ニッコウキスゲが咲き誇っていて期待できるそうである。



草原に覆われた青雲岳を通過して、最後の登りで守門岳頂上を目指す。
手前の山頂が守門岳(袴岳)である。 登山道が山腹にはっきりと見える。



山頂に着くと雲行きが怪しくなってきたので、急いで昼食を摂って下ることにする。
360度開けた広大な眺めを楽しめる山頂である。



二口・大岳分岐点に戻って、下りは大岳方向に進んで周回コースを取る。
一度大きく下って、大岳に向かって長い登り返しとなる。

下り道では、タニウツギ、ニッコウキスゲ、そしてヒメサユリが満開!である。

 

 

振り返ると、先ほどまではっきりと見えていた守門岳山頂が、上がって来た雲に覆われつつある。
雪渓横を通過している時からガスが上がってきていた。
雪渓で冷やされた空気がガスになりやすいようである。

 

大岳山頂からの展望はないが、少し元に戻った地点からの展望が良い。
先程まで雲で覆われていた守門岳山頂付近の雲が晴れてくっきりと山頂が見えている。

 

あとは下るだけである。



下る途中の湧き水で、休憩している東京からの親子3人連れと話を交えた。
この人達に後から救われることになる。

保久礼小屋の手前から俄か雨が降り始め、時々激しく降ってきた。



小屋に到着して、急いで広い林道を下る。

 

少し先が駐車場となっている。
途中で出会った親子3人連れはここまで車で入って、山頂までピストンしたようである。



我々は随分下の方にある二口登山口駐車場に車を停めているので、ここからまだまだ歩く必要がある。
更に、途中で気が付いたが、保久礼小屋から直線で二口駐車場に行く道を歩いていない。
曲がりくねった遠回りに林道を歩いている。 駐車場までは遠い!

東京からの親子3人連れの車が追い抜いていった。

しかし!!、途中から引き返して来てドライバーである私だけを載せて二口登山口駐車場まで送ってくれた。
地獄に仏である。

車をピックアップしてから、林道を戻って同行の4人を迎えに行った。
そのまま歩いていると、まだ1時間近く歩いていることになる。 
非常に救われて有難かった。


以上





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