山休の山記録

立山連峰の前面
鍬崎山
日本三百名山

2018年08月05日(日) 天候:晴



< メンバー >
ウオンテッド、サンキュー

< コース・コースタイム >
5:30大山農山村交流センター ― 6:00ビスタクワッドリフト・第3ペアリフト6:22 ―
7:04瀬戸蔵山 ― 7:33大品山 ― 9:02独標 ― 10:13鍬崎山(昼食)10:36 ―
11:21独標 ― 12:38大品山 ― 13:16瀬戸蔵山 ― 14:05リフト乗り場 ―
14:28大山農山村交流センター


− 記 −
前日の8月4日(土)阪急高速バスで富山に入り、富山でホテルが取れなかったので、
高岡の東横イン新高岡駅新幹線南口で宿泊した。

リフトの始発は6:00のため、4:30にホテルを出発してリフト乗り場の大山農山村交流センターに着く。



ゴンドラが休業しているため、
立山山嶺スキー場のビスタクワッドリフトと第3ペアリフトを乗り継いで極楽坂スキー場の上まで上がる。
ゴンドラ利用よりも往復で約1時間程(乗り継ぎ時間も含めて)余分にかかる。



第3リフトの頂上から歩き始める。
リフトの管理者から下りの最終便は16:15だと念を押される。

もう一人の登山者がおられて、この人と山頂まで同行することになる。
日曜日で夏休み期間中にも拘わらず、今日の鍬崎山登山者は我々を含めてこの3人だけであった。

 

まずは広い道を進み、途中から丸太の階段をゴンドラ頂上駅に向かって歩く。
ゴンドラ頂上駅から瀬戸蔵山、大品山までは、遊歩道となっていて整備されていた。
但し、ゴンドラが休業しているので、今は利用客も少なそうである。





少しのアップダウンを繰り返し、まずは瀬戸蔵山の頂上である。
ベンチとテーブルがある。



少し下って、ブナ林の中の木の階段を登り返して大品山山頂となる。
山頂は広く、ここまで遊歩道がある。

 

いったん大きく鞍部まで下って登り返しとなる。
途中の展望台から遥かかなたに鍬崎山らしき山頂が見える。



案内版を見ても、これから先いくつもピークを乗り越えて行く必要がある。
鍬崎山まではまだまだ遠い。



まずは1429mのピーク、次に1756mの独標である。
登山道の先に登り返しのピークが見えてきたが、これは鍬崎山ではなく前衛の独標である。



独標の前にはクサリ場もある。



独標の山頂は狭い。
ようやく目の前に鍬崎山山頂が見える。



再度鞍部まで下り、いよいよ最後の登り返しとなる。
途中からは細い尾根道となっている。



岩場の先が山頂である。
山頂はさほど広くはないが、360度の展望がある。



山名板の後ろにある大きな山塊は薬師岳である。
左の方から大日岳、剣岳、立山連峰から連なっている。
右の方には、北ノ俣岳、黒部五郎岳、その奥に笠ヶ岳が見える素晴らしい展望である。



山頂は岩が焼けて非常に暑いが、行動食を摂ってから下山にかかる。
ここまで3人で登って来たが、同行してきた人は我々が山頂でゆっくりしている間に先に下って行かれた。

樹林帯じゃない所を歩くときは、兎に角、暑い! 暑すぎる!



帰りは同じコースを引き返すので、再び大きなアップダウンを繰り返すことになる。
ブナ林やダケカンバの樹林帯を抜けて行く。

 

大品山へは急登の登り返しとなる。
暑さで疲れが溜まってきているので辛い。



大品山を通過して、瀬戸蔵山に戻ってきた。
往路では気が付かなかったが、弥陀ヶ原から室堂、立山が真正面に見える。



眼を転ずれば、極楽坂スキー場の山麓が眼下にある。
その向こうには大日岳、剣岳である。 
遊歩道で大品山まで歩く人達は、これらの展望を楽しむために来るのでは?と想像する。



ゴンドラ山頂駅まで戻ってきた。
休業して間がないはずなのに、山頂駅の建物はすでに荒れ始めている。再開は多分ないのでは? 
そうなると大品山までの遊歩道もこれから荒れていくのではないかと心配する



リフトの最終時間までには余裕をもって戻ってきた。

 

帰りは大山農山村交流センターのレストランが開業していたので、カキ氷で癒された。
本当に暑い一日であった。



今日はこれから明日の青海黒姫山登山に備えて糸魚川のホテルまで移動する。


以上



GPS Log Raw Data_鍬崎山(カシミール3Dで3Dで表示)


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