山休の山記録
巨岩の山
金峰山・瑞牆山
日本百名山2峰
2018年08月28日(火)〜8月30日(木)
< メンバー >
サンキュー、同行者2名
< コース・コースタイム >
8/28(火) 最寄り駅9:00 ==<東名阪・中央自動車道>== 15:14長坂IC
== 16:40瑞牆山荘(泊)
8/29(水) 瑞牆山荘7:05 − 8:05富士見平小屋8:30 − 9:25大日小屋 − 10:00大日岩 −
11:56金峰山荘分岐 − 12:28
金峰山(昼食)13:08 − 14:36大日岩 − 15:50富士見平小屋(泊)
8/30(木) 富士見平小屋6:33 −
8:36瑞牆山9:05 − 10:53富士見平小屋 −
11:50瑞牆山荘P12:05 ==(途中昼食)== 13:03増冨温泉(入浴)13:45 ==
<中央・東名阪自動車道>== 20:00最寄り駅
− 記 −
今回の山行は紆余曲折を経て最終的に決まったものである。
1. 最初は白馬岳から槍温泉小屋に回る山行に急遽参加させて貰うことで、
一人分追加のバス、山小屋の予約も済ませた。
(以前から槍温泉小屋の露天風呂に入りたかった)
2. しかし、天気予報が良くないので、他のコースに変更するとして、
金峰山と瑞牆山に変更する案が上がったが、やはり天気予報が芳しくなかった。
(ここは、以前テレビで見た富士見平小屋のジビエ ソーセージの料理を食べたかった)
3. 全国的には、秋雨前線の影響で西日本以外の天候は良くないので、
中国、四国地方の山を検討する。
4. 検討中に金峰山と瑞牆山の天気予報が好転したので、今回の山行となった。
− 8/28(火) 移動日 −
9:00に最寄り駅近辺でそれぞれ集合して現地の山小屋に向かう。
急遽決まった山行なので、車の中から山小屋の予約を入れる。
8/28(火)瑞牆山荘、8/29(水)富士見平小屋の予約が取れた。
16:40瑞牆山荘に到着。 入浴後17:20から夕食となる。
− 8/29(水) 金峰山 −
前回2005/10/09単独で大弛峠から登頂したので、今回は反対側のコースから登る事になる。
瑞牆山荘の前の登山口から、7:00頃ゆっくりと出発して、ゆっくりと歩く。
ブナ林の中の緩やかな道を進み、林道と交差した後から傾斜が急になってくる。
この地域の特徴である大きな岩がゴロゴロしている。
登山道を登って行くと急に目の前に瑞牆山の岩峰が現れる。
撮影ポイントである。
今晩宿泊予定の富士見平小屋に到着する。
小屋のご主人は午後から出てくると電話予約した時に聞いていたので、
不要な荷物を纏めて小屋の床下にデポして金峰山に向かう。
肉眼では、小屋前のベンチから樹の間に富士山が微かに見えるが、写真では写り込まない。
大日小屋までは広い緩やかな道を経て行く。
大日小屋を過ぎると大きな岩が聳える大日岩を回り込む。
『 砂払の頭 』を通過すると岩が連続する稜線に出る。
金峰山小屋への分岐を過ぎると前方に山頂の巨岩が見えてくる。
岩の上に誰が登っている。 神域ではないのか?
頂上は大きな岩の集合体である。
金櫻神社の祠のある岩の前を通過して、反対側にある山名板のある岩の上に登ってみる。
山頂で昼食を摂った後、雲の様子が怪しくなってきたので、急いで下山することにする。
帰り道は富士見平小屋まで往路を引き返す。
小屋前にはテントが沢山設営されている。
小屋に到着してテラスのベンチでビールを飲み始めた途端にポツリと雨が降り始めた。
雨はすぐに大降りとなり、雹も混ざり始めた。 テントの人達は大変である
(ー_ー)!!
小屋への到着が少しでも遅れていれば、この夕立に巻き込まれていたはずなので、間一髪、ラッキー!
(^〜^)
夕食は今回山行の目的であるジビエのソーセージ料理である。
隣の二人連れのソーセージ載せのカレーの写真も撮らせて頂く。
小屋のご主人の蘊蓄もお聞きする。
<左3本が鹿、右の2本が猪>
料理と小屋の雰囲気でビールが進む。
ワイン グラスが目についたので、ワインもいただく。
小屋は混雑していなかったので、ゆっくりと就寝できた。
− 8/30(木) 瑞牆山 −
前回の登頂は今回とは反対側から2003年頃に東京の友人の車で来て日帰りであった。
6:30に小屋を出発して瑞牆山に向かう。
緩やかな山道を進んで行くと、前方から沢音が聞こえて来る。
急下降して沢の渡渉点に出る。
ここからは登り返しである。
巨岩の間を抜けて行く。
山頂の大きな岩を見上げる。
山頂には時計回りに回り込んで行く。
山頂は巨岩の重なりである。 いつもより時間をかけて山頂の展望を楽しむ。
帰りは往路を引き返し、沢の渡渉後は急登の登り返しをして、富士見平小屋まで戻ってくる。
ここまで帰って来ると後は約1時間で瑞牆山荘の駐車場まで戻れる。
車を駐車場から出した後、途中でおばあちゃんのそば処『みずがきそば処』の看板を見つけて、立ち寄って昼食とする。
入浴は増冨温泉まで回って、源泉かけ流しの宿で2日間の汗を流す。
あとは高速道路にさえ入れば帰りつけることになる。
行先は紆余曲折して決まったが、
以前から行きたかった富士見平小屋のジビエ ソーセージを食べられて満足、満足の山旅となった。
雹交じりの夕立も一瞬のタイミングで避けられて、天候にも恵まれた。
以上
<金峰山>
<瑞牆山>