山休の山記録

京都市山科区最高峰
音羽山
野鳥観察

2018年09月26日(水) 天候:晴のち曇



< メンバー >
水曜会メンバー 5名

< コース・コースタイム >
京阪京津線追分駅9:00 ― 10:25牛尾観音10:41 ―
11:26音羽山(昼食・野鳥観察)12:37 ― 14:26下山口(大津市逢坂) ― 14:40大津駅


− 記 −

今日は音羽山山頂でサシバ(差羽:渡りをする鷹の一種)を観察するために山頂を目指す。
天気予報は二転三転するが、前日の予報では夕方まで天気は持ちそうである。

京阪京津線追分駅で集合して出発する。
市街地を抜けて名神高速道路の高架下を抜けて、集落に入る。



集落の外れでは、音羽山を読んだ歌碑が建っていたり、水車のある休憩所があり、
心安らぐ風景を醸し出している。

 

林道に入ると、9月4日に近畿地方を通過した台風21号の影響で、
倒木で道を塞がれていたり、大きな岩が落ちていたりする。



音羽川に沿って林道を進んで行くと、至る所に小さな沢が流れ込んでおり、
それぞれで鹿威しが音を鳴り響かせている。

本流、支流の沢には大小多数の滝があり、小まめにそれぞれに名前が付けられている。



牛尾観音の長い石の階段下に到着。
参道にも大木の杉の倒木がある。 台風21号の猛威の跡である。



牛尾観音の境内でトイレを借りて、少し休憩する。

境内横から登山道に入るが、少しの間だけ急登である。



牛尾観音から1時間も掛からずに音羽山山頂に着く。
今日は野鳥観察(サシバの観察)が目的のため、山頂で十分な時間を過ごす予定になっている。

山頂から右手には琵琶湖、左手には京都市街の展望が大きく開かれている。



しかし、山頂に着いた頃には曇空となっていたため、サシバが現われない。
渡りをするために、この山頂付近に集まって、東南アジア方面を目指すそうである。



山頂で1時間程待っていたが、サシバの現れる気配もないので諦めて下山を開始する。
天気が悪いと渡りも開始できないのであろう。



途中の鉄塔下で琵琶湖方面の展望を楽しんでいると、同行者がサシバの旋回を発見。



数は多くないが間違いなく旋回して上昇して行っている。 
雲の中に上昇して行ったので、最後を確認できなかったが、
この後仲間が集まって一直線に南を目指して渡りを開始するそうである。

 
<肉眼では見えているが、写真にはほとんど写らない>                   .

帰宅してから同行者が調べたところ、今日は近くの岩間山で野鳥の会が215羽のサシバを観測したそうである。
天気が良ければ、多い時は千羽以上になるそうである。

今年は夏が暑く、9月になってから雨が多かったため、登山道脇には沢山の大きなキノコが見られた。



大津市へ下山の登山道も倒木が至る所にあり、登山道は荒れていた。
大津市逢坂地区の下山口に下りてきた。

天気予報より早く、下山口近くになってから少し小雨が降り始めたが、
幸いなことに雨はJR大津駅で列車待ちをしている時から本降りとなった。

大津市内で入浴予定であったが、時間も早く適当な入浴場所がなかったので、
雨で濡れずに行ける京都駅前の京都タワーB3で入浴して、B1で軽く反省会をして解散となった。


以上






inserted by FC2 system