山休の山記録

利用調整地区
西大台ヶ原
太古の自然

2018年10月03日(水) 天候:晴



< メンバー >
ツアー参加者24名 + 添乗員3名

< コース・コースタイム >
近鉄八木駅7:45 ==(バス)== 10:20大台ケ原駐車場(事前レクチュアー受講)11:00 ―
11:17西大台出入口 ― 12:22七ツ池(昼食)12:45 ― 13:33開拓跡13:50 ― 14:21展望台14:30 ―
14:55赤い吊り橋 ― 16:35出入口 ― 16:50駐車場17:15 ==(バス)== 19:40近鉄大和八木駅


− 記 −
今回は入山の事前申請が必要な西大台に入るバス ツアーに参加した。
必要な手続きはツアー会社が代行。

大台ケ原駐車場に10:20に到着して、ビジターセンターで事前レクチャーを受ける。
受講後、西大台利用調整地区 立入認定書が発行される。

 

1グループ10名までと制限があるので、参加者8名+添乗員1名の3グループとなり、
10分間隔でスタートする。

認定書をビニールホルダーに入れ、首から下げて出入口に向かう。

出入口のゲートでは、係員が事前提出の名簿で、名前と認定書の確認を行いゲート通過が許される。
入口には靴に付いた土を持ち込まないようにマットで落としてから入る。



いよいよ、西大台地区に入る。 反時計回りに周回する予定である。
手つかずの自然が残っている。



緩やかな下り道である。
林を抜けると広い草地が現れて、最初の渡渉となる。

 

その後も自然のまま残された道をコースを外さないように進む。
歩くコース以外はすべて自然のままである。 何度も渡渉が出てくる。

 

七ツ池で昼食となる。
昼食中にパトロールの係員が来て、もう一度名簿と立入認定書を確認する。


<立っている女性がパトロールの係員>

ブナの原生林から苔むした岩の間を抜けて行く。

 

幅の広い渡渉箇所には手掛かりのロープが張られているが、
頼りすぎると逆に危ない。



開拓跡にはトイレ ブースがある。
調整区域内には何も残して帰れないので、使用したものはビジターセンターまで持ち帰っての廃棄となる。

 

開拓分岐から展望台までは往復路となる。
片道約20分で展望台に向かう。



展望台手前にはミズナラの大木があり、根元がカボチャの形のように膨らんでいる。
根元を踏まないように立入禁止のロープが張られている。



展望台からは目の前に東大台の大蛇ーが臨まれる。



再び開拓分岐まで戻って、周回路で駐車場から入った出入り口に向かう。
暫く下りであるが、定員3名の赤い吊り橋を二つ渡った後から緩やかな登りとなって行く。

 

ガレた登山道をゆっくりと登って行く。



木製の橋を2回渡って少し急になった登山道を暫く進むと出入口のゲートとなる。

 



ようやく大台ヶ原駐車場に戻ってきた。
時間が遅くなっているので、他の車は殆ど帰ってしまった後である。



最近の雨続きの中、今日は久しぶりの好天に恵まれ、
6時間かけて周回路をゆっくりと巡り、のんびりとつかの間のひと時を過ごした。

今年は夏の猛暑の後、9月に入ってから雨の日が多く、台風も近畿地方に3回上陸している。
残念ながら今年は好天に恵まれていないが、10月のこれからに期待している。


以上








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