山休の山記録

京都北山
雲取山・皆子山
関西百名山2峰

2018年11月01日(木) 天候:晴

 

< メンバー >
サンキュー、リギ、Rockン

< コース・コースタイム >
近鉄田原本駅6:00  ==(京奈和・阪神高速京都線)== 8:10雲取山登山口(花背高原バス停奥)8:23 ―
8:50寺山峠 ― 9:20雲取峠 ― 9:37雲取山北峰 ― 9:56雲取山10:03 ―
10:37寺山峠 ― 10:50登山口(昼食)11:10 ==(車で移動)==
12:20皆子山登山口(平・正教院前)12:25 ― 14:30 P941 ― 14:53皆子山14:02 ―
15:25登山口 == 17:55近鉄大和八木駅


− 記 −
当初の計画は、雲取山・桟敷ヶ岳であったが、
今年9月の台風21号の影響で京都北山は倒木による甚大な被害を受けているとのニュースがあった。
前日の朝日新聞夕刊にも京都北山地域の倒木被害で登山道が至る所で通行出来なくなっていると報じていた。

ネットで台風21号以降の山行記録を探して入山出来ているルートを確認した。
桟敷ヶ岳は倒木で登山道が塞がれていて敗退したとのレポがあった。
雲取山一の谷からのコースと皆子山東峰には入山しているレポがあったので、今回はこれらを選択した。

雲取山には2018年3月25日単独行で登っている(2018年3月15日の山行記録)。

京都北区の鞍馬から花背峠を抜ける道路脇の斜面は広い範囲で倒木が折り重なっている。
実際に目にすると凄まじい光景である。


ー 雲取山 − 
花背高原前バス停から左折れして林道に入る。
車止めがある手前で駐車して、徒歩で林道を詰めて登山口となる。

 

寺山峠までは小さな沢を抜けて、ジグザグとなった登山道を登って行く。
寺山峠では広い林道と交差している。



寺山峠からは一の谷出合までは下り道となる。
一の谷出合からは、一の谷に沿って沢沿いを登って行く。

 

最後に少し急坂を登り切ると、急に広々とした空間が広がり雲取峠に到着である。





雲取峠から倒木の多い樹林帯を左に巻いて行くと雲取山北峰となる。
前回の山行時には雲取山北峰は踏んでいない。



ここから先に進んでしまって少しコースを外しそうになったが、引き返してきて倒木を避けてコースに戻った。
一旦大きく下ってから、最後の登り返しで雲取山山頂に着く。
山頂は樹で被われていて展望は余り良くない。 北峰の方がすっきりとしていた。



事前に調べてきた山行記録では、山頂から三ノ谷を下って周回コースを取っていたが、
我々は同じコースを下って急いで皆子山に向かう事にした。

雲取山登山口まで下山して来て、ここで昼食を摂る。

 


− 皆子山 −
雲取山登山口から皆子山東峰登山口(平)までは狭い山間を国道477号線で抜け行く。

正教院前付近で駐車して皆子山東峰に入る。



最初の三分の一くらいは急登であるが、登山道は荒れていない。
今回の山行で唯一すれ違ったご夫婦連れのお二人は、
先週登って来た時皆子山西側は倒木で酷い状態だったと言っておられた。

 

急登を登り切ると緩やかで気持ちの良い尾根道となる。
疎らではあるが紅葉もチラホラと・・・・
左側後方には琵琶湖、真後ろには蓬莱山、右側後方には武奈ヶ岳の山頂が見える。





941mの標高点を通過して一度大きく下る。
少しの登り返しで皆子山山頂への分岐点となり、少しの距離を歩くと山頂広場となる。



暫く山頂で周りの展望を楽しんでから、同じコースを引き返す。



途中で少しポツリポツリと雨が感じられたが、本降りにはならずにすぐに雨は降りやんだ。



最後の急勾配を下り切ると、正教院の境内に戻る。





駐車場所に戻って来た直後に雨が本降りとなってきた。
登山中に雨にならなくて幸運であった。

皆子山には多くの登山コースがあるが、今回歩いた東峰は最初の急登さえ登り切れば、
気持ちの良い尾根歩きとなり展望も大いに楽しめる。


事前に最近の山行記録を確認したコースで少々倒木はあったが、
途中見かけた凄まじい倒木群に遭遇する事もなくスムーズで快適に無事2峰登頂出来た。


以上



<雲取山>


<皆子山>


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