山休の山記録

果無山脈〜小辺路
冷水山・護摩壇山/龍神岳・伯母子岳
関西百名山3峰 + 和歌山県最高峰

2019年02月26日(火)〜27日(水) 天候:晴

 



< メンバー >
サンキュー、ウオンテッド、Rockン、yokko

< コース・コースタイム >
2/26(火)  近鉄大和八木駅7:10 ===<京奈和・阪和自動車道>=== 8:50有田IC === 
<龍神本宮林道>  ===  11:20冷水山登山口(昼食)11:45 ― 12:07冷水山12:25 ―
12:40登山口 ===<高野龍神スカイライン>=== 14:45護摩壇山道の駅14:50 ―
15:00護摩壇山 ― 15:15龍神岳 ― 15:45護摩壇山道の駅 ―
16:30野迫川温泉ホテルのせ川(泊)

2/27(水)  ホテルのせ川7:50 === 8:10大股登山口8:15 ― 10:35伯母子岳10:52 ―
12:02伯母子峠(昼食)12:28 ― 14:14大股登山口 ===<高野山道路・京奈和自動車道>===
17:15大和八木駅


− 記 −

雪深い地域なので、地元に積雪状況、林道の状況を事前に入念に確かめてから出掛けた。
しかし、今年は暖冬で雪の心配は全くなく杞憂となった。

一週間前の天気予報では、2/26(火)雨時々曇であったが、徐々に好転していって、
出掛ける直前には、2/26、2/27両日共に晴れの予報に変わっていた。

少しでも早く登山口に着きたいので、少し遠回りにはなるが、
所要時間の短くなる京奈和・阪和自動車道経由で龍神本宮林道に入ることにした。

龍神本宮林道も長い間、落石、崩壊で通行止めになっていたが、
(当林道が使用できないと冷水山へのアプローチが非常に長くなる)
通過できるとの情報を入手できたので、今回の盛り沢山の山行を計画した。


− 2/26(火) −

<冷水山>
冷水山には前回他の山と組み合わせて(奈良百游山の荒神岳と牛廻山)、
丹生ヤマセミの郷で前泊して、約7時間で往復している(2015/05/26の山行記録)。

今回は龍神本宮林道で冷水山山頂下まで車を乗り入ることが出来たので、約1時間の往復であった。
登山口でまずは昼食を摂ってから登山を開始した。

 

道路から登山口には簡単な手作りの木の梯子が掛けられている。



尾根道の登山道は急登であるが、コースは明瞭である。



前回に比べるとあっけなく山頂に到着した。

山頂からは、果無山脈、大峰山系を見渡せる360度の大パノラマである。
山また山の連なりの中、
奥深い山の深部にいることを実感しながら、暫くはゆっくりと展望を堪能する。



絶好の天気なので、山頂から去るのは名残惜しいが下山を開始する。
下りには急登であったことを再実感する。



林道の登山口に戻ってきた。



次は高野龍神スカイラインを経由して護摩壇山に向かう。


<護摩壇山/龍神岳>
護摩壇山道の駅駐車場に車を入れて、ごまだんさんスカイタワーの横から山頂に向かう。

 

思っていた以上に階段のアプローチが長かったが、約10分程で山頂に到着した。
もっと簡単に少し歩くとすぐに山頂に着くように思っていた。



時間に余裕もあるし天気も良いので、関西百名山ではないが、隣の龍神岳まで足を延ばす事にした。
登山靴を履いてこなかったが、整備された登山道で問題はなかった。



NHKのテレビ塔のある山頂に到着。
和歌山県内の最高峰と記された立派な山名板がある。

 

同じコースを引き返して、護摩壇山道の駅駐車場に戻る。
高野龍神スカイラインを少し高野山方面に進んでから、今晩宿泊の野迫川温泉ホテルのせ川に向かう道路に入る。



移動距離は長かったが、1日で山深い3峰に登頂することができた。


− 2/27(水) 伯母子岳 −
ホテルを出発して、熊野古道小辺路の大股登山口に向かう。
以前に熊野古道小辺路を踏破した時にも通過している。



ホテルを出発するときに、ホテル支配人から最初は急登ですよ聞かされてきた。
確かに集落の中から簡易舗装された道が急登である。





短い周期で折れ曲がるジグザグ道が続く。
約50分で避難小屋に到着してホッと一息つく。



ここからは小辺路の緩やかな熊野古道を歩くことになる。

 

途中桧峠を通過して、伯母子峠手前から伯母子岳に直登するコースで山頂に向かう。



昨日の冷水山同様、360度展望できる大パノラマである。
いくら見ていても見飽きない。 
昨日登って来た護摩壇山のスカイタワーも見える。







ここでも名残惜しいが出来るだけの時間展望を楽しんでから下山を開始する。

山頂から迂回路と示されたコースを下り始めるが、途中で伯母子峠には向かわずに、
峠から小辺路を南に相当な距離下った地点に出てしまうことに気付いた。



小辺路に合流してから伯母小峠に戻れば良いと簡単に考えていたが、道が荒れているし距離が長かった。



約1時間くらいのロスタイムとなったので、伯母子峠避難小屋で昼食を摂ることにした。



後は熊野古道小辺路を大股登山口まで粛々と下って行くだけである。



集落の急坂を下って大股登山口に戻ってきた。

 

ナビ任せで解散場所の近鉄大和八木駅まで戻る。
野迫川役場までの道は、道幅の狭い川沿いの旧道をナビされて非常に走り辛かった。

野迫川役場からは高野山大門横を通過して、高野道を下り京奈和自動車道を利用して帰ってきた。


天気に恵まれ、春のようなポカポカ陽気の中で、4峰を制覇でき、
久々の宿泊宴会付きの山行で内容の濃い2日間であった。

今年は暖冬なので3月からも雪を心配することなく、各方面の山行を楽しめそうである。


以上


 




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