山休の山記録

伊豆半島・伊豆七島神津島
天城山・天上山
日本百名山・新日本百名山

2019年04月12日(金)〜14日(日)

 

< メンバー >
サンキュー、ウオンテッド、yokko、buhiko、リギ

< コース・コースタイム >
4/12(金)  近鉄平端駅(集合)6:10 ==<名阪・伊勢湾岸・新東名高速道路>==
12:10天城高原GC(登山口)(昼食)12:25 ・・・ 13:40万二郎岳13:50 ・・・
14:57登山口15:05 === 16:20青い風ガーデンYH(宿泊)

4/13(土)  青い風ガーデンYH7:40 === 9:10下田港フェリー乗場9:30 〜〜(神新汽船)〜〜
11:50神津島港(レンタカー待ち)12:20 === 12:35白島登山口(昼食)13:00 ・・・ 
14:03天上山山頂14:15 ・・・ 14:26表砂漠 ・・・ 14:41裏砂漠 ・・・ 15:56黒島登山口 ・・・
16:13白島登山口 === 16:40みんなの別荘ファミリア(泊)

4/14(日)  ファミリア8:00 ==(島内観光)== 11:00神津島港14:10 〜〜(神新汽船)〜〜
16:20下田港フェリーターミナル ==<新東名・伊勢湾岸・新名神・名神高速道路>==
22:50近鉄高の原駅(解散)


− 記 −

今回山行のメインは、伊豆七島神津島にある新日本百名山の天上山を目指すことにある。
途中ついでに日本百名山の天城山(30年程前に天城高原GCから天城峠まで縦走したことがある)にも
登る計画としたが、これが意外な結果となった。


― 4/12(金) 天城山 ―
高速道路を乗り継いで、最後に伊豆スカイラインに入った時に、料金ゲートでタイヤを確認された。
冬用のタイヤを装着していないと通行不可との事である。 
たまたまタイヤをまだ入れ替えていなかったので無事通過することができた。
この時期にそんな馬鹿なと思っていたが、スカイラインを進んで天城高原に上って行くと積雪がある。
道路の両脇には樹氷が見られ、積雪も段々深くなってくる。
東日本で4日前にあった季節外れの降雪の名残りである。

天城高原GC前登山口駐車場は新雪で覆われて真っ白である。



駐車場の休憩所で昼食を摂り、出来るだけの防寒装備を身に着けて登山口に向かう。





万二郎岳から万三郎岳を周回する予定である。
天城山は連山の総称で、天城山と称する山はない。 万三郎岳が伊豆半島の最高峰である。



万二郎岳への分岐を通過すると、両側は馬酔木の自生林となる。
木の階段も所々にあり、あまり汗もかかない内に万二郎岳の山頂に着いた。

 

万二郎岳山頂からは馬酔木の間に万三郎岳が見え、下の方には雲海も広がっている。



時間もおしているし、積雪もあるので、今回はここで同じコースを引き返すことにする。
下りは軽アイゼんが欲しいくらいである。



登山道入り口の駐車場に戻ってきた。
駐車場、道路の雪はすっかり融けて無くなっている。

 

今日の宿泊は青い風ガーデンYHである。
オーナーの手入れが良き届いた庭が建物を取り囲んでいる。



夕食、朝食ともに手が込んでいて、美味しく頂いた。


― 4/13(土) 神津島・天上山 ―
   今日は、下田港からフェリーを利用して伊豆七島の神津島に渡る。
2時間20分の船旅である。
 


神津島港が近づくと島の中央に天上山が海岸線から聳え立ち、下船後も港の前に天上山がある。

 

神津島港でレンタカーを借りて、白島登山口に向かい、ここで昼食を摂ってから登山を開始する。
最初から急登である。



途中、尾根道で登山道が緩やかになると、トイレのある休憩場所にでる。
ここから見通しの良い登山道となる。 眼下には集落、海が見える。



火口壁に出て、火口を回り込むと天上山山頂へのコースとなる。
途中通過する崩壊地は、山の斜面を集落まで続いている。 下から見上げた時にも山の形の特徴となっている。

 



今日は天候に恵まれて山頂からの展望が素晴らしい!!



後は、表砂漠、裏砂漠、裏砂漠展望台、千代池を巡って黒島登山口に下りる。

台上の天上山は低山(標高572m)で「 島の山 」でありながら、植生を含めて深山幽谷の趣がある。

 

 

 

黒島登山口に下山後、車道を歩いて白島登山口に車を取りに行く。

今晩の宿泊はB&B『みんなの別荘ファミリア』である。
宿のオーナーに温泉保養センターに送ってもらい、その後居酒屋にも送ってもらった。
最後は部屋飲みしてから熟睡した。


― 4/14(日) 島内観光・移動日 ―
フェリー出航時間まで午前中は昨日借りていたレンタカーで島内観光をする。
神津島空港、神津島灯台、三浦漁港、赤崎遊歩道を巡る。



少し時間が早いが11時に神津島港よっちゃれセンターに戻って、往きの船内及び宿でもお勧めであった
『煮魚定食(金目鯛煮付)』を注文する。
残念ながら、4名で売り切れとなってしまったので、私は金目鯛の漬け丼定食となった。

帰りのフェリーで下田港まで戻り、同じコースを辿って帰路についた。
しかし、最後に四日市JCTで新しく開通した新名神高速道路に間違って入ってしまったので、
そのまま進み名神高速道路経由して近鉄高の原駅で解散とした。


今回は、初日(4/12)の天城山で季節外れの雪山登山となり、翌日(4/13)午前中は船の旅を楽しみ、
午後からの天上山は快晴の中、深山幽谷の雰囲気を味わい、
最終日(4/14)はゆっくりと流れる島の時間にノンビリ浸り、盛り沢山で味わい深い山行となった。


以上


 





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