山休の山記録

伊勢三山・風力発電の山
白猪山・獅子ヶ岳
近畿百名山2峰

2019年10月10日(木)

 

< メンバー >
サンキュー、yokko、Rockン、リギ

< コース・コースタイム >
近鉄大和八木駅6:30 ===<一般道(高見トンネル越え)>=== 8:30夏明コース登山口8:37 ・・・
9:50白猪山山頂10:00 ・・・ 11:00夏明コース登山口 ===<一般道で移動(途中昼食>===
12:55小萩登山口13:00 ・・・ 13:45獅子ヶ岳山頂13:55 ・・・14:20小萩登山口14:25
===<一般道(往路と同じ)・途中飯高の湯で入浴>=== 18:30近鉄大和八木駅


− 記 −

関西百名山も残すは一座だけとなったので、日帰りで行ける近畿百名山に手を付け始めている。
今年の夏山は雨で散々な目にあったので、10月10日の晴になる確率が高い特異日に期待して計画する。

しかし、超大型の台風19号が接近中である。
夕方まで天気が持ちそうな天気予報ではあったが、途中三重県内に入った時点で少し小雨が降り始めた。


― 10/10(木) AM 白猪山 ―

夏明集落の狭く曲がりくねった道路を上ってきて夏明コース登山口に着く。
途中の道路は狭かったが、登山口の駐車場は広い。



沢に沿った登山道を進む。
登山道は山頂手前の石尊大権現の社前までコンクリートで舗装されている。

 

登山道のコンクリート舗装は至る所で崩れて来た土砂で被われている。



坂も急である。
冬の積雪時や凍結時には苦労するに違いない。



避難小屋、燈篭の立っている所を通過して、石尊大権現の鳥居下に出る。

 



鳥居は潜らずに、登山道を真っ直ぐ進んでまずは山頂を目指す。
山頂下は緩やかな傾斜が続き広々としている。

 

山頂からは松阪市街の展望が開けている。
今年は亥年干支の年の山として新春登山の記録が残されている。





還りは石尊大権現に参拝してから、別コースは取らずに往路をそのまま引き返した。
コンクリート舗装の急な登山道は落ち葉で滑りやすいので慎重に下る。



登山口の駐車場にはベンチもなく昼食を摂る場所がないので、
次の獅子ヶ岳に向かう途中で昼食場所を探すことにして出発する。

途中、地元の自治会館のような建物の軒先で昼食を摂らせて頂く。


― 10/10(木) PM 獅子ヶ岳 ―

獅子ヶ岳南側に位置する小萩登山口までは、舗装された林道で高度を上げて行く。
林道は狭いので、前から車が来るとバックするか、ギリギリの道幅を使ってすれ違うことになる。
途中作業車と2回すれ違いが発生した。

小萩登山口の駐車場は広々としている。





林道から自然林の中の登山道に入って行く。



踏み跡が明確に残るような整備された登山道ではないので、コースを探しながら進むことになる。
コースが明確でなく踏み跡も薄いので、至る所にピンクのテープマークが取り付けられている。
これらに助けられて先に進んで行く。

 

途中の分岐点での標識が紛らわしい。 
右に曲がって登って行くのか、左に真っ直ぐ進むのか? 左に進む。



更に登って行くと、急に上の方に新しいガードレールが眼に入ってくる。
風力発電機の管理道路(一般車は通行不可)が山頂手前に整備されている。

 

管理道路から再び登山道に入って、巨大な風力発電機の横を抜けて行く。
風力発電機は山の稜線に多数設置されている。
登山道とは異次元の風景である。



山頂からは英虞湾のリアス式海岸が展望できる。
山頂の周囲の山には風力発電機が右に、左に、後方に数えられないくらい設置されていて、
独特の風景を醸し出している。



下山は往路を引き返すが、途中テープマークが見当たらなくなって探す事があった。
山の斜面が横に広いので注意して下らないと見落とすケースがある。

広い駐車場に戻ってきたが、他に車は一台も駐車していない。




帰りは近場に適当な入浴場所がなかったので、局ヶ岳の近くの飯高の湯で入浴して帰途に着いた。
帰り路で台風19号の影響の雨が降り始めたが、登山中に雨に降られることもなく幸いであった。

今回、白猪山、獅子ヶ岳共に途中他の登山者と会うことはなかった。
特に、獅子ヶ岳は小萩登山口(最もコースタイムが短い)までは奥深いので入って来る車は少ないと思われるが、
他にも登山ルートがあるので、それらが利用されているのか?
南伊勢に位置する自然林の良い山であった。


以上



<白猪山>


<獅子ヶ岳>


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