山休の山記録

松阪市の2峰
堀坂山・伊勢山上
近畿百名山・修験道の山

2019年01月09日(木) 天候:晴

 

< メンバー >
サンキュー、ウオンテッド、yokko、Rockン、リギ

< コース・コースタイム >
近鉄大和八木7:10 ===<一般道>=== 9:40堀坂峠登山口9:52 ・・・ 10:28堀坂山10:38 ・・・
11:02堀坂峠登山口11:10 ===<移動>=== 11:25飯福田寺山門駐車場(昼食)11:50 ・・・
11:55伊勢山上裏行場12:30 ・・・ 飯福田寺(イブタジ) ・・・ 12:55伊勢山上表行場14:52  ・・・
15:00駐車場 ===<一般道>=== 17:55近鉄大和八木駅


− 記 −

新春の初登山は松阪市郊外の2峰となった。
奈良県内からは伊勢街道を通って、登山口の堀坂峠に向かう。

堀坂山は2回目、伊勢山上は3回目となる。


― 1/9(木) 堀坂山 AM ―

堀坂峠登山口の駐車場には平日にも拘わらず数台の先行者の車が駐車している。
松阪市内から近いため手軽に登りに来られている方々が多いようである。



道路脇から登山道が始まっており、鳥居を潜って入山する。

 

穏やかな尾根歩きの登山道が続く。
風もなく天気も良いのでのんびりとした山登りである。



中間地点くらいに祠があり、ここから少し岩が露出した登山道となり始め、傾斜も少々急になってくる。





40分程で展望の開けた堀坂山山頂に着く。
東側の眼下には伊勢湾が広がり、
眼を転じると西側には、山容が特徴的な円錐型の局ヶ岳と高見山が見えている。



山頂で地元の人達と少し話をして、下山を開始する。

 

鳥居のある登山口に戻ってきた。



昼食にはまだ早いので、伊勢山上の飯福田寺(イブタジ)まで先に移動してしまう。
山門前にある駐車場に車を停めて、陽当りの良い山門横で並んで昼食を摂る。


― 1/9(木) 伊勢山上 PM ―

昼食後は、まずコースの短い裏行場に向かう。





裏行場は最初の入口から『油こぼしの』岩場であり、クサリを手掛かりにして一枚岩を登る。



少し登山道を進むと『獅子ヶ鼻』の岩場に出る。
先端までは少し下って行くので歩くのが慎重になる。



 

獅子ヶ鼻から進むと急な『クサリ場』が続く。
最後のステップの段差が大きいので女性陣は苦労している。
降りてから振り返ってクサリ場を見上げると、相当な高さがあった。



 

しかし、まだまだ急な下りが続くが、裏行場の岩場はこれでお終いとなる。

次は山門を潜って、飯福田寺の境内に立ち寄り入山料を納めて表行場に入る。



 

表行場に入って最初は『油こぼし』のクサリ場で、一枚岩をクサリを頼りに登る。



登り切ると少し下る道があり、岩屋本堂の『鐘掛け岩』に導いてくれる。



鐘掛け岩はオーバハングした岩が岩屋本堂に覆いかぶさっている。
横のクサリ場から鐘掛け岩の上に登れるようになっているが、慎重を期してここは迂回路に回る。
登らなかったことを後から後悔していたメンバーがいた。





迂回路を経由して鐘掛け岩の上に出ると、大きくて広い岩が先まで続いている。



次の『抱き付き岩』もクサリ、手掛かりがないので迂回路を取って岩の上に出る。
ここからは暫く穏やかな尾根道が続き、小天上、大天上と通過して行く。

 

さて、これから後半部分の岩の行場が続く。
まず、『亀岩』を通過すると先の岩場が見えてくる。





『鞍掛岩』は、最初の大きな岩場を乗り越えるのが大変である。
向こう側に下るのも・・・・

 



亀岩からは岩場続き。鞍掛岩、小尻返し、蟻の戸渡、飛び石と続く。

 

 

 

表行場の最後まで無事帰ってきた。
長い石の階段を下ればお終いである。





新春の初登山は天候に恵まれ、年末年始の運動不足を補い、今年の一年を占う幸先の良い山行となった。


以上



<堀坂山>



<伊勢山上>

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