山休の山記録

鈴鹿山脈南端
仙ヶ岳
近畿百名山

2020年02月05日(水) 天候:晴



< メンバー >
サンキュー、ウオンテッド、yokko、Rockン

< コース・コースタイム >

近鉄平端駅7:00 ===<名阪国道>=== 8:45石水渓キャンプ場P 8:55 ・・・
9:30白糸の滝 ・・・ 10:22南尾根・白谷コース分岐点 ・・・ 11:20不動明王11:27 ・・・
12:15仙ヶ岳手前尾根(昼食)12:30 ・・・ 13:12仙ヶ岳東峰(955m) ・・・
13:28仙ヶ岳西峰(961m) ・・・ 15:48南尾根・白谷コース分岐点 ・・・
16:25石水渓キャンプ場P 16:35 ===<名阪国道>=== 18:30近鉄平端駅


− 記 −

今年の暖冬を利用して、冬の時期に山頂に立つことは難しい仙ヶ岳を目指すことにした。
過去の記録によると、2012/03/22に北側の宮指路岳から周回で、
2013/10/04に石水渓キャンプ場で前泊して、白杵岳・ベンケイ経由して仙ヶ岳に登頂している。

今回は、石水渓キャンプ場から日帰りで、南尾根コース〜白谷コースの周回コースを取る事にした。
コースタイムとしては余裕があるはずであったが、白谷コースが荒れていたため、
予想以上の時間がかかってしまった。

石水渓キャンプ場の駐車場所近くの登山口から登り始める。

 

直ぐに尾根筋の分岐点に出るが、ここで真っ直ぐに進むべきところを、右に進んでしまってコースアウト。
もう一度分岐点に戻って仙ヶ岳へのコースに入る。



分岐点からは、一度下って渡渉する。

 

今日は時間の余裕があるはずだったので、コースから少し外れるが、白糸の滝に立ち寄る。
沢には急な坂を下って行く。

 



元のコースに戻って、少し行くと、広い林道に出る。
南尾根コースと白谷コース分岐点まではこの林道で沢沿いに進む。
左上には少し岩の張り出した『鬼の牙』が見える。

 

南尾根コースと白谷コースの分岐点に出る。
今日は反時計回りで、南尾根コースから登り、白谷コースを下ってくる予定にしている。



所々で少し登山道が荒れている。

 

前方に登山道の崩壊箇所があるようで、谷筋の迂回コースを取るよう指示が貼りだされている。





その後は、一気に高度を上げる広い急な斜面を登って行く。

 

尾根筋に登り切り、分岐点から少し右側に入った所にある不動明王に立ち寄る。
祠の上には大きな岩があり、岩の上にも登れるようになっている。



 

分岐点に戻って尾根筋を進む。
岩を固定ロープで登ったり、残雪がコースに出てきたりして、徐々に厳しくなってくる。





12時を過ぎ、尾根筋を抜ける風も冷たく強くなってきたので、
山頂に出る手前の登山道で風除けが出来る場所を探して昼食を摂る。



山頂の尾根筋に出て、仙の石を通過して、まずは955mの仙ヶ岳東峰の山頂を踏む。
残雪も多くなってきている。





東峰から仙鶏尾根コースを辿って一旦コルに下り、仙ヶ峰最高峰の西峰に登り返す。





山頂から南側を見ると、正面の斜面は北斜面になるので残雪が多い。
それでも、例年に比べれば積雪は極端に少ないと思われる。



コルの分岐点に戻って、白谷コースを下り始める。



コース全体が荒れているので、時々目印の赤テープのあるコースから外れてしまう。
最後に、大きく外れてしまって御所峠に登って行くコースに入ってしまった。

 

元のコースに戻るために地形図を確認しながら、沢に下りたり、大きく崩れた斜面を登ったりした。
この付近全体が登山道の崩壊を含めてコースが大きく荒れている。

最後は登山道の崩壊地を避けるために、
一度ハシゴで沢に下って、もう一度ハシゴで登り返すようになっていた。



下りの白谷コースでは、予定以上の時間が掛かった。
ようやく、周回コースの起点である南尾根コースと白谷コースの分岐点に戻ってきた。



後は、長い林道を下り、最後に少し山道に入って石水渓キャンプ場の駐車場に戻るだけである。





コースタイム以上の時間が掛かったのは、
上りでは時間の余裕があると見ていたため、白糸の滝や不動明王に立ち寄り、
下りではコースが荒れていたため度々コースアウトをしてロスタイムが発生してしまったためである。

余裕で往復する積りが想定外の時間が掛かってしまった。
久々の鈴鹿山系の山であったが、やはり流石鈴鹿の山である。 侮れない!

しっかりと歩き、充実した達成感のある気持ちで帰ってきた。
入浴後のビールは最高の味わいであった !(^^)!


以上






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