山休の山記録

大峰山脈派生尾根
中八人山
近畿百名山

2020年09月24日(木) 天候:曇



< メンバー >
サンキュー、同行者2名

< コース・コースタイム >
08:25滝谷登山口08:40 ・・・ 11:10石佛山11:25  ・・・ 標高P1249 12:05 ・・・
13:03中八人山(昼食)13:35 ・・・ P1249 14:45 ・・・ 石佛山15:30 ・・・
17:25滝谷登山口17:40


− 記 −

中八人山には今回と同じコースで2011/04/13の約10年前に登っている。
石佛山まで防獣ネットに沿って登ったこと以外に記憶には残っていないが、
急登でロング コースだったことだけは思い出す。

台風の接近で山行中止を決定していたが、前日になって台風の予定進路が東にずれて、
天気予報が全日曇予報に好転したたため、急遽行く事にした。

滝谷橋の作業用モノレール小屋の横にある登山口からスタートする。
最初から急登である。



前回来た時よりも登山道は踏み跡が薄くなり荒れている。
入山者が少ないためであろう。



登山道横に防獣ネットが出てくる。
このネットに沿って石佛山山頂手前まで急登が続く。

 



約2時間30分かけて、ヤブ漕ぎのような急登で石佛山手前の大きな岩の前に出てきた。

 

石佛山山頂には文字の消えかけた山名板がひとつだけである。
前回の写真では明確な山名板があった。
これを見ても人の入らない山になっているようだ。




< 2011/04/13 登頂時の山名板 >

石佛山から中八人山までは、なだらかなブナとヒメシャラの自然林を抜けて行く稜線歩きとなる。
今までの急登の苦労が癒されるが、距離が長い。
なかなか中八人山に着かない。





ようやく前方に山頂らしき姿が見えてきたが、中八人山はこの後に控えていた。
この前衛峰は右の方に西八人山となっている。



一度大きく下り、登り返しで西八人山への稜線に出る。





西八人山の方を中八人山と誤認して進み、途中から引き返して来た。



中八人山はこの稜線の左側にポッコリと控えている。



山頂への緩やかな斜面は、苔むした山肌と疎らな樹木でゆったりとした気分にさせてくれる。
ようやく山頂手前まで来ることが出来た満足感もある。

 

なだらかな山頂から展望はあまり開けていないが、
そもそもいつ雨が降るかわからないような曇り空なので遠くの山はガスがかかっていて見えない。

 

還りは同じルートを戻るが、山頂付近は支尾根が多くあり、
3回コースアウトして、YAMAPの道外れ通知(非常に役に立つ)の警報音が鳴って引き返した。
下りで間違った支尾根に入って気が付かずに下ってしまうと、
登り返しで体力と気力が奪われるので重大事故に繋がりかねない。

更に、最近の運動不足が祟り、還り路で足がつって暫く進めなくなった。

還りは登りで急登だった石佛山までの急坂を登山口まで下る事になる。
防獣ネットの中に入り、モノレールに沿って下る事にした。



コースアウトと足がつったためのロスタイムで、下山時間は予定より1時間遅れてしまったが、
まだ日が長い時期でもあり明るいうちに下山できた。




以上







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