山休の山記録

台高山脈南部
高峰山
近畿百名山


2021年02月28日(日) 天候:曇



< メンバー >
サンキュー、同行者2名

< コース・コースタイム >
9:20林道入口(八幡トンネル西口)9:40 ・・・<林道>・・・ 10:58登山口 ・・・
11:35矢ノ川峠登山口合流点 ・・・ 12:00高峰山(昼食)12:35 ・・・
12:56合流点 ・・・ 13:30登山口 ・・・ 14:50林道入口





− 記 −

前回(2021/02/21)に引き続き三重県内の近畿百名山への山行である。

国道169号線(R169)で道の駅『吉野路上北山』を通過した地点で、
カーナビがコースを林道サンギリ線に導いたのに従ったが、この林道通過は過酷であった。
標高400mから一挙に標高1,000mにあるサンギリトンネル(サンギリ峠)を抜けて行く事になり、
トンネルを抜けると、再び標高400mの坂本ダムまでつづら折りのヘアピンカーブの連続する道を下る。
ガードレール越しには深い深い谷への怖ろしいほどの急斜面が見える。

帰りはR425を直進して下北山村池原ダム付近でR169に出ようとしたが、
坂本ダムを通過後暫く行った地点で道路崩壊で通行止めとなっていたため、
再びサンギリ峠越で帰ることになった。
結果的には、尾鷲市まで大回りしないと、登山口にはこのコースしかなかったことになる。


―  01/28(日) 高峰山(近畿百名山) ―

R425で八幡トンネル西口に到着する。
林道入口の駐車場所で、首輪のない中型野犬が車の周辺をたむろするのが不気味である。
車の中で暫く様子を見ていたが、立ち去りそうにないので、追い払って出発準備に入る。

林道は通行止めとなっているので、ここから約1時間20分の林道歩きとなる。

 

林道の距離は長いが登山口まで古川の渓流沿いを進む。
透明度の高い川の水、途中にある滝、周りの景観を楽しめて退屈はしない。
しかし、林道は荒れている。





登山口に到着した。
尾根に出るまでトラバースで、本流に流れ込むいくつもの小さな沢を横切って行く。
周りは枝打ちの手入れが行届いた杉の植林帯である。



 

矢ノ川峠登山口からのコースと合流する尾根の鞍部に出る。
ここで登山道は90度左に曲がって、緩やかな尾根筋を山頂に向かって進む。

 

途中に面白い瘤の付いた(角度により人面のように見える)樹木がある。
山頂手前は、大きな岩が折り重なって急登となる。





一等三角点(点名:高小屋山)のある山頂は左程広くないが、
尾根筋で受けていた冷たい風を避ける場所があるので、昼食を摂ることにする。

 

樹の間から尾鷲湾が見下ろせる。
時々、薄い陽の光が当たり、海面や岩の波しぶきが光って見える。



帰路では、少しコースアウトしたが、ほぼ予定通りの時間に戻ってきた。

林道入口に、軽四のバンが停まっていて、渓流釣りの若者2名がいた。
釣果は小さなアマゴ一匹らしいが、まだ下流の方を攻めると言って徒歩で下って行った。


4-5日前の天気予報は雨であったが、前日に好転して曇りとなったので出掛けて来た。
登山口到着までの車中で少し小雨に会ったが、
山行中は雨に降られることもなく無事山行を終えることが出来た。

往復サンギリ峠越えで過酷な運転を強いられ、登山口では野犬がたむろして脅かされたが、
山深い一座に登頂することが出来た。


以上





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