山休の山記録

福井・岐阜・滋賀県境の山
夜叉ヶ池山〜三国岳
近畿百名山

2021年11月14日(日) 天候:晴



< メンバー >
サンキュー、同行者3名

< コース・コースタイム >
9:00夜叉ヶ池登山口(町道池の又線終点)9:20 ・・・ 10:50夜叉ヶ池分岐点 ・・・
11:13夜叉丸 ・・・ 11:40夜叉ヶ池山 ・・・ 13:40三国岳 ・・・
15:45夜叉ヶ池山 ・・・ 16:33夜叉ヶ池分岐 ・・・ 17:57登山口

行動時間:8:38、 距離:8.9Km、 高低差上り/下り:1041m

 

 
− 記 −

近畿百名山からしばらく遠のいていたが約9ヶ月振りの挑戦となる。
三国岳は夜叉ヶ池山からヤブ漕ぎとなり近畿百名山のなかでは最難関となる。
夜叉ヶ池から夜叉丸までは、紅葉狩りで福井県側から登ったことがある。
2019/11/14の山行記録)

行動時間が長くなりそうなので、早朝5:30に自宅を出てきたが、
岐阜県側の夜叉ヶ池登山口に着いたのは、9:00となってしまった。

明日の11月15日からは、町道池の又線が冬期閉鎖となるので、
終点駐車場には駆け込みで来たと思われる多くの車が停まっていた。



予定より20分遅れて出発した。
登山口から入って渡渉を繰返し、つづら折りの急登へと繋がる。

 

前方に大きな岩稜帯が見えてくると、暫くは緩やかな登山道となる。





『 幽玄の滝 』を通過すると、岩稜帯が眼の前に迫って来る。

 



岩稜帯のカールを登り切ると、稜線の鞍部となり夜叉ヶ池が見下ろせる。



ここで左に折れて夜叉ヶ池からの上り道と合流して、岩稜帯の稜線を登って行く。
途中で見下ろす夜叉ヶ池がハート形に見える。

 

夜叉丸に到着。
2019/11/14の山行時にはここで引返している。

ここから先の登山道はクマザサで覆い被されている。

 

夜叉ヶ池山には、ほぼ予定通りの時間に到着した。



しかし、ここからが難関のヤブ漕ぎとなる。
往復共に予定していた時間の2倍掛かっている。

背丈を越えるクマザサをかき分け、クマザサの茎に脚を跳ね返されながら進む。
先行者の背中が時々見えなくなる。
前方に三国岳の山頂が見えているが、なかなか近付いてこない。

  
 
ルート上には高い位置に点々とピンクのテープ マークがあるので、これを頼りに進む。
尾根筋を外さないように注意して来たが、このマークに助けられて進んで来る事ができた。

鞍部まで下り切って、登り返しで三国岳山頂となる。





帰りは同じコースを戻るが、戻りはクマザサの倒れ方が逆目になっているので、更に苦労する。

夜叉ヶ池の鞍部まで戻ってきた時には、すでに16時30分過ぎで夕陽に染まっていた。
駐車場までの中間地点くらいで、ヘッドランプが必要となった。



駐車場に戻ってきたときは、当然ながら他の車はすべて帰った後で、
天気予報に反して、途中から降り始めた小雨が、本降りとなった。


事前の情報検索で、夜叉ヶ池山から三国岳までのヤブ漕ぎは覚悟の上ではあったが、
想像以上のクマザサの藪で予想以上の時間が掛かってしまった。

三国岳には2度と行く事はないだろうし、行きたくもない山となった。
(しかし、山レポでは2週連続で行っているペアーがいた(驚き(⊙_⊙;)))


以上





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