山休の山記録

鈴鹿山系最北端
霊仙山
花の百名山・関西百名山

2022年04月16日(土) 天候:曇のち晴



< メンバー >
サンキュー、同行者2名

< コース・コースタイム >
8:50今畑登山口9:10 ・・・ 10:05笹峠 ・・・ 11:00近江展望台 ・・・
11:15福寿草群生地(昼食)12:00 ・・・ 12:20霊仙山最高点 ・・・
12:32霊仙山 ・・・ 14:15汗ふき峠 ・・・
14:55今畑集落跡P ・・・ 15:05駐車場所

行動時間:6:00、距離:9.7Km、累積高低差上り/下り:928m





− 記 −

福寿草の咲く時期となったので、花の百名山、
関西百名山である鈴鹿山系最北端の霊仙山を目指した。

前日(4/08(金))に予定していたが、天気予報が芳しくないので一日延期した。
そのため、同行の予定者1名が仕事のため参加できなくなった。

米原ICで醒ヶ井養鱒場から入る北側のルートは、
登山道が荒れて通行止めとの情報があったので、西南方向の今畑登山口から入るルートとした。

土曜日で福寿草の時期でもあるので、駐車場は満車であった。
登山口から少し下った所に駐車場所を見つけて、今畑登山口から西南尾根に向かう。



廃村跡を抜けて笹峠までの登山道で、山道の横にはヒトリシズカが見られたので、
今日の目的の福寿草に期待を膨らませる。



笹峠を過ぎて暫くすると急に石灰岩のガレ場の急登となる。
ガスの中をルートのはっきりしない岩の間を登っていく。

 

近江展望所に着いたがガスが出ているので眺望は全くない。



岩の間に既に花の散ってしまった福寿草の株が所々にあったが、
花の残っているのは見当たらない。

福寿草の群生地が、ガレ場のルートから少し外れた苔岩の間に見つかった。

 

西からの冷たい風が強いので、群生地の近くで尾根筋から少し下った岩の間で昼食とした。
昼食後間もなくガレ場が終わり、霊仙山最高点に向かう広い稜線に出た。



霊仙山最高点から西に残雪のある霊仙山山頂が見える。





山頂手前の雪渓を越えて山頂に立つ。
山頂からは、右に経塚山、左にこれから進む汗ふき峠までの稜線の登山道が見える。





経塚山の山頂は踏まず迂回して、
霊仙神社前を過ぎて暫くは緩やかな広い稜線を歩く。

 

再び石灰岩のガレ場となり、長い尾根は次第に急坂となっていき、汗ふき峠に到着する。





汗ふき峠からは沢沿いに何度か渡渉しながら、今までになかった植林帯を歩くことになる。



林道に出てから今畑集落に着くが、ここの駐車場に車を停められなかったので、
駐車場所まで更に10分下ってから帰途についた。




幸い我々は今回の目的である福寿草の群生地に出合えたが、
途中抜きつ抜かれつした若者十数人のグループは福寿草目当てで来たのに、
出合うことが出来なかったと言っていた。

一週間前のヤマレポには福寿草を含めた山野草の花が一杯載っていたが、
登山道の福寿草その他の花も既に終わっていた。

山野草の時期は毎年タイミングが微妙に変わるので、
良い時期に出合うのは非常に難しい。


以上





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