山休の山記録

黒部渓谷核心部の秘境
黒部下の廊下_2日目
紅葉最前線

2023年11月03日(金・祝) 天候:晴



< メンバー >
サンキュー、ウオンテッド、Rockン

< コース・コースタイム >
阿曽原温泉小屋6:00 ・・・ 7:54オリオ谷 ・・・ 8:23大太鼓 ・・・
9:03志合谷 ・・・ 欅平駅(トロッコ列車)


GPS Logの歩行記録・2日目 阿曾原温泉〜欅平

行動時間:5:32、距離:10.2Km、高低差上り/下り:1,113m/1,383m


− 記 −
昨夜弁当にしてもらった朝食を小屋内で摂ってから出発した。
テント場の人達は早々にテントを撤収して出発していた。



阿曾原温泉小屋からは、一度急坂を登ってから水平歩道に入っていく。
谷を越して阿曾原温泉小屋のプレハブが見える。
明日小屋締めで、その後冬の豪雪に備えて解体保管される。

 

急坂を登りきると水平歩道となり、堰堤の中のトンネル通過があった。
その先には遠くまで見通せる水平歩道が続いた。





絶壁の岩場をくり抜いた歩道が続き、右側は深い谷に落ち込んでいる。



大太鼓展望台の先は、更に岩を深くくり抜いた通路となっていた。

 

雪崩を避けるためにトンネルとなった通路に入るが、
トンネル内は水溜まりが続いた。



トンネルを抜けると、向かい側の山の急斜面に通された水平歩道がくっきりと見えた。

 

同じようなパターンの水平歩道が延々と続いた後、
ようやく観光客との境界線を通過した。





ここは展望台となっているので、
欅平駅から観光客も上がってくるようだが、相当な急坂であった。

欅平駅に到着した。
これで黒部下の廊下の全行程は終了となった。



トロッコ列車で宇奈月温泉まで出て温泉で入浴後、
富山地鉄、3セクの『あいの風とやま鉄道』、『IRいしかわ鉄道』で金沢まで乗り継ぎ、
JR北陸線の特急サンダーバードで京都まで、最後は近鉄で帰路についた。





紅葉の最適時に訪れる事ができた高揚感と、
長い距離を歩き通せた達成感、満足感で一杯の2日間の山旅となった。


以上





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