山休の山記録

海と山の大展望
工石山・梶ヶ森
日本百低山A

2023年12月06日(水) 天候:晴

    
 

< メンバー >
サンキュー、ウオンテッド、どろんこ

< コース・コースタイム >
工石山青少年の家(登山口P)8:30 ・・・ 9:15白鷲岩 ・・・
9:43工石山(北峰) ・・・ 9:52
工石山9:58 ・・・ 10:35ヒノキ屏風岩 ・・・
11:00赤良木園地 ・・・ 11:32登山口P
 ===(一般道・林道)===
14:00電波塔前(登山口) ・・・ 14:02梶ヶ森14:05 ・・・ 14:07登山口


− 記 −
− 12/06(水) AM  工石山(北峰・南峯) −



行動時間:3:23、距離:5.4Km、高低差上り/下り:458m


赤良木峠越えの高知本山線(県道R16号線)で、
高知市工石山青少年の家にある工石山登山口Pに向かった。



登山口Pから歩き始めは緩やかな山道であったが、
徐々に木の階段道へと変わり杖塚の分岐に出た。

 

ここからは反時計回りの周回コースに入って尾根筋に出た。





右側には、
昭和38年8月に高知県に上陸した台風9号によって、
植栽直後の杉がなぎ倒されて、
倒れた幹や枝が上に向かって再び成長した『根曲がり杉』があった。

雪山では雪の重みで倒れた樹の良く見る光景ではあるが、60年前の台風の爪痕とは!

台風の威力と杉の生命力、両方の自然の力を感じた。



稜線の右側に樹々の間から雲海が時々見えていたが、
白鷲岩に登ると雲海が山麓を埋める全体像を見渡すことが出来た。

 



先に進むと、
『根曲がり杉』と同じ台風の被害で根こそぎ倒された『風倒根』があった。

 

工石山北峰に到着した。
雲海はまだ消えずに残っていた。





10分程歩くと工石山(本峰、南峰)に到着して、
今度は室戸岬から土佐湾の海の眺望を楽しむことが出来た。

目視では桂浜も確認出来て、少し上に突き出た龍馬像も見えたと思っている。

 



山頂から更に周回を進めていくと『 天空の窓』、『サイの河原』、
『 ヒノキ屏風岩 』、『赤良木園地』と通過して杖塚まで戻り、
登山口Pに戻って来た。

 

 

 



コース全体としては緩やかで、今日のように天気が良ければ雄大な山と海の眺望が
楽しめる家族向きコースであった。

今回は昨日の雨の影響で雲海がいつまで残り、眺望を堪能できた。

車で山麓まで下っていくときには、この雲海の中を突き抜けて行く初めての経験もした。


− 12/06(水) PM  梶ヶ森 −



行動時間:0:14、距離:166m、高低差上り/下り:7m


梶ヶ森登山口には狭くてカーブの続く林道を、
標高1,399mの梶ヶ森の山頂真下まで
延々と車で上がって来た。



駐車場所となった電波塔の裏に通路があり、
直ぐ先に三角点のある梶ヶ森山頂となっていた。




四国中央部にある山頂からは、四国山地を見渡す360度の展望が広がっていて、
午前中に登った工石山の雲海とは異なった点々と広がる雲海を見る事が出来た。

 






以上


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