山休の山記録
オシマ        
渡島半島最高峰
狩場山
昨年のリベンジ

2016年9月4日(日) 天候:曇り時々晴



< メンバー >
サンキュー、ウオンテッド

< コース・コースタイム >
千走(チハセ)新道コース登山口5:35 - 6:31五合目 - 7:36南狩場山 - 
7:57狩場山08:08 - 10:15登山口


ー 記 -
昨年7月2日に挑戦して大きな雪渓に阻まれ、時間切れともなり、撤退したコースのリベンジである。

2015年7月2日 狩場山 途中(7合目上)撤退時の山行記録

登山口から入ると直ぐに小さな沢を渡り、その後はダケカンバの中の登山道を淡々と登って行く。
4合目は休み台となっているので、最初の休憩を入れる。

 

昨日の雨の滴と朝露が両脇の笹、草に多く残っているため、足元が濡れる。
山頂に着くころには、登山靴の中が水浸しとなってしまった。
スパッツを付けなかった事を後悔した。

5合目をすぎるとナナカマドが出てくるが、まだまだ色付きはしていない。



6合目の先に分岐があるが、まっすぐ進むと通行禁止となっていたので、
少し戻って左側のガレた急登を登っていく。 
南狩場岳から下ってくる大きな斜面に付いたコースである。



昨年はこの辺から雪渓が出てきて、雪渓をトラバースしたり、直登したりしながら7合目に向かい、
8合目と9合目の間の岩稜帯で撤退したことを思い出す。


<昨年はこの岩稜帯で撤退。 少しコースが左に逸れていた。>

少し晴れ間が出てきて展望があったが、すぐにガスで覆われてしまった。

9合目の標識が出てきた。 ここから先は未踏のコースとなる。

 

南狩場山に到着。



南狩場山より少し下ると、広々とした平坦な山頂部となる。

 

狩場山の山名は、アイヌ語に対する当て字から来ているらしいが、
この広々とした山頂を見ると『狩場』山と言うに相応しい。
帰って調べるまでは、山頂のイメージから由来された山名かと想像していた。

親沼、小沼の横を抜けて行くと、小さな赤い鳥居のある山頂に出る。

 



山頂部に至る南斜面は広々とした平坦部であるが、その他の斜面は切り立っている。

リベンジでようやく辿り着いた山頂なので、暫く余韻を楽しむ。



下山を始めると、最初駐車場におられた単独行(2-3合目付近で追い抜いた)の方とすれ違い、
その後、登ってこられる数組のパーティともすれ違った。

我々が今日のこのコースのトップを行っていたため、登山道の露払いをする羽目に陥り、
登山靴の中がずぶ濡れとなってしまった。

復路も順調に下り、登山口に戻って来た。


登山道では頻繁に黒いカタツムリ(固有種のブドウマイマイ)を見かけた。
残念ながら高山植物の時期ではなかった。

 
<登山道にて>                        <山頂にて>


以上




<青線:昨年2015/07途中撤退時のログ、 赤線:今回登頂時のログ> 



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