山休の山記録

台高山脈最深部
池木屋山
関西百名山

2019年05月06日(月)



< メンバー >
サンキュー、ウオンテッド、Rockン、yokko、リギ

< コース・コースタイム >
近鉄大和八木駅6:15 === 7:50宮の谷登山口8:00 ・・・ 9:33 P866m ・・・
10:00 P981m ・・・ 10:55 P1222m ・・・ 11:25 霧降山 ・・・
12:05池木屋山(昼食) ・・・ 13:10霧降山 ・・・ 15:55宮の谷登山口16:00 ===
17:40近鉄大和八木駅


− 記 −

昨年から3回目の挑戦で日帰りでの池木屋山登頂を目指す。
前回は、蓮ダム奥の蓮川横を通る道路が台風の影響で路肩が崩壊して通行止めになっていた。
急遽予定を変更して近くの局ヶ岳(池木屋山から局ヶ岳に変更した山行記録)に登ることになった。

今回は天気予報が一週間前から定まらず、前日まで決行を躊躇したが、行くことに決定した。
15:00以降天気が崩れるとの予報であるが、ギリギリ間に合うと判断して・・・

他の山レポを確認すると、前回通行止めの崩壊地より少し進んだ地点まで進んで駐車してから、
登山口まで歩いた記録になっているので、登山口まで少し歩く覚悟で出発した。

しかし、幸いなことにすでに道路はすべて通行可能となっており、
宮の谷登山口駐車場に車を乗り入れることが出来た。



宮の谷から高滝を通過するコースは避けて、霧降山を経由して池木屋山に往復する案とした。
まずは、宮の谷登山口駐車場から少し戻った斜面から入山する。



ジグザグに折れ曲がる急登で、植林帯の中を登って行く。

 

防鹿ネットを抜けると、大きく開けた伐採地の斜面に出る。
日当たりが良いので、ワラビが群生している。



斜面を右に展開してモノレールの軌道に沿って歩き、尾根筋まで一挙に高度を上げて行く。



再度、防鹿ネットを抜けて、ここからは尾根筋を霧降山まで真っ直ぐに登って行く。
快晴の下、峰々が連なる台高山脈を眺めながら気持ち良く歩く。

 

新緑が清々しい。
尾根筋ではシャクナゲ、霧降山の手前ではアカヤシオの花に出合う。

 

尾根筋は一見緩やかなように見えるが、標高866m、981m、1,222mのピークを乗り越えていく。
それぞれのピークの手前は急登である。

 



Google EarthにGPSのログをマッピングしてみると、霧降山までの尾根筋の長さが見て取れる。
約2時間30分延々と歩いている。



しかし、自然林の中を抜けて行き、両側が大きく開けているので展望を楽しめる。

 

明神平から池木屋山への縦走路に合流する霧降山に到着した。
ここまで来ると緩やかな尾根道で、あと30分ほどで目的地の池木屋山山頂である。





約4時間の行程で池木屋山山頂に到着した。
あまりゆっくりは出来ないので、急いで昼食を摂る。

 

往路と同じコースを辿って戻ることになる。



途中、1/3くらいの行程を過ぎたころに、ポツリと雨が落ちて来た。
その後、時々雨が落ちてくる。 
雨の降るのが天気予報より少し早いが、これが山の天気である。

高度が下がってくると雨は止んで青空も見える。

 

モノレールの軌道を辿って下り、最後の小さな渡渉で今回の山行は終わりとなった。





宮の谷登山口駐車場で、車に乗り込んだ直後に雨が本降りで降り始めた。
今回も!、天気には恵まれた山行であった。
駐車場に戻ってきた時点で雨に降られることが、最近多い。
天気が下山まで保っている幸運が続いている。

今回も途中他の登山者と出合うことがなく、登山道、山頂を我々グループだけで独り占めであった。
これも最近続いている。


ようやく、これで宿願の池木屋山に皆で登頂することが出来た。
霧降山経由での尾根コースは初めてだったので、新鮮で味わい深いものであった。

久し振りに長丁場を歩いたが、あまり疲れることもなく、新緑の中で台高山脈の奥深さを堪能した。


以上





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